2025年9月17日 詩篇第135篇
- hccnichigo
- 9月17日
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『救いの歴史』
イスラエルの民は選民、主に選ばれた民です。ヨハネの福音書15章16節に、イエスのことばがあります。「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」 このように主がイスラエルを選んだ、救いの歴史がここに記されています。
この詩篇4節「主は ヤコブをご自分のために選び イスラエルを ご自分の宝として選ばれた。」そうして、エジプトの地で奴隷となっていたイスラエルの民を救い出したこと、約束のカナンの地に住む、異端の教え、偶像礼拝を行う民を打って、イスラエルに、この地をゆずりとして与えられたので、主をほめたたえよ、と何度も繰り返される詩です。大いなる主の恩恵にあずかったことをわすれるな、ということでしょう。
ところが、イスラエルの民も、主の恩恵を受けている私たちも、同じように主の恵みを忘れてしまい、的外れな生き方に走ってしまうのです。特に神に選ばれるということは、大変な責任を負うことになることを忘れてはなりません。預言者として選ばれた者たちの生涯は、苦痛に満ちたことを思い出します。イスラエルの民も、選ばれたゆえに、主をほめたたえることを忘れてしまった時には、バビロン捕囚やエルサレムが占領されてしまうのです。
現代のイスラエルも、主イエスご自身がアブラハムの神・イサクの神・ヤコブの神 あってある者ということを信じるユダヤ人は、非常にわずかです。父なる神を讃えていますが、神の御子イエスを未だ受け入れていません。どうかイスラエルの民が、主イエスを受け入れて、祭司となって世界中に、みことばを広める役目を果たすことができますように。
祈り
主をほめたたえます! 今までの、選民であるイスラエルの救いを覚え、これから先、すべての信じる者たちへの救いと導いてくださる、主イエスをほめたたえます。アーメン
文: 森 宗孝

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