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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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『ダニエルの幻』


 引力の法則で知られる科学者アイザック・ニュートンが聖書について語った言葉に、「ダニエルの預言を避けることは、キリスト教そのものを退けることである。なぜなら、この宗教は、メシアについてのダニエルの預言の上に成り立っているからである。」と著者に書き記しておられます。ニュートンは科学者として有名ですが、かれの著作のかなりの部分はダニエル書とヨハネの黙示録の研究でありました。そして、ダニエル書では、特に七十週の預言といって終末の様子が描かれているのです。


 預言者ダニエルは、みことばを預かったというよりも、むしろ夢をもって様々な未来を見た預言者であったと思うのです。自分もこの頃、夢を見るのですが、覚えているのは自分が営業マンとして働いていた時代に関係している夢で、失敗してしまいどうしようと思って、夜中に起きてしまうこともあります。凡人の夢と、預言者の頂く夢の意味は雲泥のい差があるのですね。バビロンに捕囚されていたダニエルは、これから起こる時代が獣の形で表されて、千年王国までの長い将来を夢で見るのですが、ダニエル自身それを理解することは、この章では出来なかったのです。


 夢の中の4つの獣は、恐らく四つの帝国を表しているようです。第一は獅子のようで、その翼は抜き取られたとあるので、獅子であるバビロン帝国のネブカドネツァル王が、前の4章で、正気を失って一時期、野の獣のようになった出来事をも表しているようです。第二の熊に似た獣は、やがてバビロン帝国を滅ぼすメディア・ペルシャのことで、彼らは3本の肋骨、バビロン、リビア、エジプト帝国を支配しました。次に現れる四つの頭がアレクサンドロス大王が、あっという間にギリシャ帝国を築き上げたことと、彼の死後、帝国が四つに分裂したことを表しているようです。最後の四つ目の獣は、鉄の牙を持つ圧倒的な軍事力で巨大な帝国となったローマ帝国のことだと言われています。


 しかし、もっとも肝心なのは、13〜14節で、永遠の王国、人の子のような方が神の御前に出て、永遠の支配を授けられることではないでしょうか、主イエス自身が、自分を指して、人の子と言っていることに通じてきます。神の子でありながら、人の子となったという意味も込められているのでしょうが、同時に、このダニエル書が示している、永遠の国を建てるということにもつながっているのではないでしょうか。私たちがやがて行き着くのは、主イエスが王となって治める神の国に向かっているのです。


祈り

 父なる神は、ダニエルや多くの預言者たち経由で、私たちにメッセージを下さっています。イスラエルの民は、主に背いたために、様々な試練をくぐり抜けることが旧約聖書で示されていて、それはまるで彼らが拡大鏡のように、私たち人類すべてを表しているかのようです。どうか私たちも、主に在って、永遠の御国に導かれて行く事に心から感謝できますように。 アーメン 

文:森 宗孝


 

『獅子の穴』


 子供達の聖書の絵本には、このダニエルが投げ込まれた獅子の穴の話が、絵となった描かれているわけですが、その昔、自分自身、まだまだ信者になりたてで中川健一郎先生の聖書の講座を、しょっちゅう聞いておりましたので、ある程度、自分は聖書を知っているつもりでいたのです。ところが孫娘にこの絵本を読んで聞かせているうちに、このダニエルが獅子の穴に入れられた? この話、自分は知らないと唖然とした事を思い出します。なんだか聖書が解ったと思った瞬間に、ガツンと頭を叩かれたような経験があります。子供の頃から日曜学校に通っていたわけではないので、有名な話も知らずにいたことを思い知らされたのです。 本当に聖書は奥深いと感じるこの頃ですね。


 さて、ここに登場するダレイオス王とユダヤ人たちをやがて帰還命令を出すキュロス王の治世、年代が実ははっきりとは解明されていないので、この話は、実際にあった事ではなく、象徴的な話とする方もおられるわけですが、自分は文字通り、聖書をみことばと受けますので、実際にこの中東の時期には、獅子を飼っていたことも判っていますので、実際に起こった事と理解しています、しかし、同時に、この獅子の穴の持つ意味は、人の死をあらわしているとも理解しました。 やがて、人は死から助け出されることが背後にあるのでしょう、なにしろダニエルは大変な預言者でもあったわけですから。


 特にこの6章で強調したかったことは、26節「私はここに命じる。私の支配する国においてはどこででも、ダニエルの神の前に震えおののけ。 この方こそ生ける神、永遠におられる方。その国は滅びることなく、その主権はいつまでも続く。」 これこそがまさに、6章の言わんとしていることだと思います。なぜ、バビロン帝国を滅ぼしたメディアとペルシャ王が、捕虜でいたユダヤ民族を特別扱いするようになって、やがてエルサレム帰還を助けることになったのか、そこには神の介入があり、ダニエルを獅子の穴から助け出しただけでなく、ダレイオス王をもって、ダニエルの神の前に震えおののけ、とこのユダヤの神は、生ける神であることを経験したからであります。


 このメディア人ダレイオス(恐らく称号キュアキタレス2世)であったという説があり、彼はキュロス王の叔父にあたるとされています。この時代、メディア王国は巨大な王国であったのですが、ペルシャはその中でも、帝国の東がわにある小さな国であったようです。このメディア王国の王妃がペルシャ王国に遣わされ、生まれたのが小さなペルシャのキュロスであったわけですが、彼が帝国の王となる時期ではないと判断して、メディア出身の叔父であるダレイオスを立てたという説であれば、この6章につながるのですが、考古学では、このダレイオスが王であったことの記録がないので、諸説でてきています。


祈り

ダニエルの神、父なる神の主権は永遠に続きます、この方こそ生ける神であると信じる私たちは、神と共に神の国に向かうことを感謝致します。 アーメン 

文:森 宗孝


 

 ダニエル書5章はネブカドネツアル王の息子ベルシャツアルの時制におこった出来事が述べられています。父なる王は自分の傲慢、偶像崇拝をしたために国を追われ、人間の中から追い出され、野獣と共に住み、牛のように草を食べるという試練を通して、真の神に出会う経験をして改心しました。このような出来事を見てきた息子は知っていたはずなのに、彼は心を低くしませんでした。


 そればかりか、天の主に向かって高ぶり、さらに、見ることも、聞くことも、知ることもできない銀、金、青銅、鉄、木、石の神々を讃美し、あなたの息をその手に握り、あなたのすべての道をご自分のものとされる神をほめたたえませんでした。残念ながら彼は父王のようにはならなかったのです。そして、神は、息子には父にやったように夢に表れなくて、人間の手の指を表し宮殿の壁に物を書きました。そちらの方がまだ恐怖と思われます。しかも内容が深いです。


「メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン」という文字が書かれました。

 ダニエルによるその文字の解き明かしが26節から28節に述べられています。

 メネとは数えること、テケルとは重さを測ること、そしてバルシンとは分割するという意味です。直訳すると、「数える、数える、重さを測る、分割する。」です。このことをダニエルは次のように解き明かしています。


「あなたの知性を数えて終わらせた。あなたがはかりで量られて、目方の足りないことがわかった。だから、あなたの国は分割される。」そして、その夜、カルデア人の王ベルシャツアルは殺された。実に恐ろしい神のメッセージです。いつの世も、人は目に見える物に心が奪われていきます。しかし、目に見えるものはいつかは壊れていきます。目に見えない永遠のものに心が向かっていけるように新たに示されました。


 愛する天の父なる神様。私たちは知っています。私たちが心から讃美し、ほめたたえることのできるお方はあなただけです。


 あなたの恵みは 大きすぎて語ることばもありません。

 あなたにささげられるものがあるとしたら それはわたしです。

 この心このいのち すべてをささげます。

 主を愛し主に愛されて 主とともにとわにいきる。

                  作詞 小森兼三、富田満  作曲 富田満                                                      

 感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


 
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