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2025年7月4日 詩篇第60篇

  • hccnichigo
  • 7月4日
  • 読了時間: 2分

「¹神よ あなたは私たちを拒み 私たちを破られました。あなたは怒られました。どうか 私たちを回復させてください。²あなたは地を揺るがし 引き裂かれました。その裂け目を癒やしてください。地が揺れ動いているからです。³あなたは 御民を苦しい目にあわせ よろめかす酒を 私たちに飲ませられました。⁴あなたは あなたを恐れる者に 旗を授けられました。弓から逃れた者をそこに集めるために。⁵あなたの愛する者たちが助け出されるよう あなたの右の手で救い 私に答えてください。⁶神は聖所から告げられました。「わたしは 喜んでシェケムを分け スコテの平原を測ろう。⁷ギルアデはわたしのもの。マナセもわたしのもの。エフライムは わたしの頭のかぶと。ユダは私の王笏。⁸モアブはわたしの足を洗うたらい。エドムの上に わたしの履き物を投げつけよう。ペリシテよ わたしのゆえに大声で叫べ。」 ⁹だれが 私を防備の町に連れて行くのでしょうか。¹⁰神よ あなたご自身が 私たちを拒まれるのですか。神よ あなたはもはや 私たちとともに 出陣なさらないのですか。¹¹どうか敵から私たちを助けてください。人による救いはむなしいからです。¹²神にあって 私たちは力ある働きをします。神が 私たちの敵を踏みつけてくださいます。」


 この詩篇は、第2サムエル記8章や第一歴代誌18章にある戦いが背景にあります。その戦いはダビデ軍の勝利で終わっていますが、実は敗北するかもしれないものであったことが、この詩篇60篇から知ることができます。ダビデにとって戦いは常に主の戦いでした。その信仰のゆえに主もまた、ダビデに勝利を与えていきました。なのになぜ、主はダビデを窮地に追い込んだのでしょうか。ダビデを通して、そのような状況下に置かれた時こそ、「キリストに在る」という信仰が試されているのではないでしょうか。



祈り:愛する天のお父さま。主は共におられます。そのことを常に覚えて、日々の出来事に一喜一憂することがありませんよう、私の信仰を育て、導いてくださいますようお願いいたします。主イエス・キリストの御名によって感謝して祈ります。アーメン


 
 
 

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