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2025年7月31日 詩篇第87篇

  • hccnichigo
  • 7月31日
  • 読了時間: 2分

 詩篇87篇は、バビロン捕囚から帰ってきたコラの子孫が作ったものだと言われています。詩人は、シオン(エルサレム)こそ、神の国の首都であると述べています。なぜシオンなのか。それは、主ご自身がシオンに基を置かれ、ダビデが造った町を愛したからです。


 主は、ラハブ、バビロン、ペリシテ、ツロ、クシュなどの国々の民にも、「わたしを知る者として記憶しよう。」と言われています。これは、諸国民が主を知り、主の民となるとき、シオンで生まれたものとして登録されるということです。これは終末に成就する預言的なメッセージと考えられ、異邦人である私たちも天のエルサレムの住民として、シオンで生まれた者として登録されると語っています。私たちの名は神の生命の書に記され、私たちの国籍は天にあると解釈されています。なんという恵みでしょうか。


 当時のイスラエル中心の考え方、つまり、「自分たちだけが神から選ばれた民であり、異邦人は滅ぼされるべきものだ。」ということを否定するものであります。ある牧師によりますと、イスラエル民族が、主によってバビロン捕囚から解放されたことを通して、真の神は全世界の神であることを悟ったのだろうと語っています。


 全世界を治める神は、全世界の人々を同等に愛しておられます。その神を私たちは真の神として受け入れています。私たちも、人々を自分を愛するように、同等に愛し合っていくことだと思います。


「歌う者も 踊る者も

『私の泉はみな あなたにあります。』と言う。」7節

 

 愛する天の父なる神さま。私たちの名をあなたの生命の書に記してくださっていることを感謝します。そして、私たちの国籍は天にあるということを覚えて、この地上生涯にいる間をあなたのために私たちを用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


 
 
 

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