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2025年7月12日 詩篇第68篇

  • hccnichigo
  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

 「⁷神よ あなたが御民に先立って出て行き 荒れ野を進み行かれたとき、⁸地は揺れ動き 天も雨を降らせました。シナイにおられる神の御前で。」


 「¹⁷神の戦車は 幾千万と数知れず。主はその中におられる。シナイの神は聖所の中に。 ¹⁸あなたは捕虜を引き連れて いと高き所に上り 人々に、頑迷な者どもにさえ 贈り物を与えられた。神である主が そこに住まわれるために。」


 イスラエルの民がエジプトを出て、荒野を通り、ついにシオンの山へ至るまで、神さまの臨在に導かれる旅の様子が、この68篇には描かれています。 神さまは、ただ約束の地におられるのではなく、荒野のただ中においても、常に民と共にいてくださいました。


 焼けつく太陽の下、食料も水もなく、敵に囲まれるような厳しい状況の中でも、神さまは雲と火の柱で導き(出エジプト記13:21)、マナと水を与え(出エジプト記16,17)、疲れた者を励ましてくださいました。 神さまの臨在は契約の箱に宿り、それが担がれて、ついにシオンの山(エルサレム)に置かれます。 それは、「さまよえる民の旅が終わり、礼拝する民としての新たな始まり」を意味しているのだと思いました。


 私たちの人生もまた、荒野のような困難や不安をかかえる旅の連続かもしれません。 けれども、「¹⁹ほむべきかな 主。日々 私たちの重荷を担われる方。この神こそ私たちの救い。」とあるように、主は私たちの日々の重荷を共に担ってくださり、礼拝の場所へと導き、最終的には永遠の命へと私たちを導いてくださるお方です。



愛する天のお父さま

 あなたは私の前を進み、私の荒野をともに歩んでくださる方です。疲れた日にも、不安に包まれる日にも、あなたの臨在は確かにそこにあります。今日も私の重荷を担ってくださるあなたに、心から感謝します。

 私の心が焦点を失うときにも、あなたの御前での礼拝へと、そして永遠の命へと導いてください。

 イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

 
 
 

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