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2025年2月16日 コリント人への手紙第一13章

  • hccnichigo
  • 2月16日
  • 読了時間: 2分

「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」―13節―


 コリント人への手紙第一13章は、愛の章とよばれている有名な箇所だと言われています。


 パウロは冒頭から愛についての優先順位を語っています。たとえ異言、預言者の賜物があっても、又は、あらゆる奥義と知識、完全な信仰を持っていても愛がないなら無に等しいものであると語っています。コリント教会の人々にはこのような様々な問題をかかえていました。その原因はそれぞれが愛に欠けていたところでした。神を愛し、人を愛することがキリストのからだである教会成長につながっていくことを知ってほしかったのだと思います。今の私たちにもあてはまることです。


「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」―4節―


 ある解説者がこの4節のを自分の名前に置き換えてみると自分はどれほどのない人間かがわかると言われたそうです。私自身もそれは全くその通りで、自分が愛のない人間だと知らされる思いです。そして、今度は、のところに「主イエス・キリスト」と置き換えるとぴったりでした。まさに『「GOD IS LOVE」神は愛です。』の御言葉そのものですね。


「愛は決して絶えることがありません。」―8節(抜粋)―


 預言や知識はすたれます。異言ならやみます。聖書の預言が完全に成就するのは完全なものが現れたら、部分的なものはすたれます。完全なものとは、主の再臨の時、新天新地が実現する時だといわれているそうです。



 天の父なる神さま。今日の聖書箇所をとおして自分がいかに愛のない人であるかを知らされる思いでした。何事においても相手にしてあげることを真心から愛を優先していくことできますように愛の人に変えてください。私たち教会員一人一人が愛を実践していくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


 
 
 

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