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2025年12月7日 テモテへの手紙第ニ1章

  • hccnichigo
  • 11 分前
  • 読了時間: 2分

「神の賜物を、再び燃え立たせる。」


 テモトへの手紙第二は、パウロの獄中書簡の最後の手紙だと言われています。なぜなら、パウロは間もなく皇帝ネロによって死刑に定められるからです。


 パウロは、牧会で苦闘しているテモテのことを昼も夜も熱心に祈り、励ましと注意を与えてきました。パウロの愛のある励ましの手紙に、テモテは勇気をもって立ち向かうことができたのではないでしょうか。誰かに祈って貰っているということは、私たちクリスチャンにとって大きな励ましだと思います。テモテがパウロに祈って貰っていたように、私たちも天の父なる神の右に座しておられるイエス・キリストに日々執り成してもらっているのです。感謝なことです。


 エペソの教会においていろんな迫害をうけていたテモテに、パウロは励ましの手紙を書いています。


「そういうわけで、私はあなたに思い起こしてほしいのです。私の按手によってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。」6節


 なんという力強い御言葉でしょうか。しかし、どうすれば神の賜物を燃え立たすことができるのでしょうか。それは、7節で述べられているように、神が与えてくださるのは、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊であるということを信じることだと思います。


 私たちは、神様からそれぞれに違う賜物が与えられています。自分が神様からいただいた賜物を果たして大いに用いているだろうかと考えさせられます。神様からいただいた賜物にふたをしてしまって、燃え立たせなくしてしまったのではないかと反省させられる思いがします。



  天の父なる神様。あなたからいただいた賜物をいつも燃え立たせていくことができますように、そして、その賜物をあなたの栄光のために用いることができますように導いてください。いつも他者のために祈り、励まし、支えていく、愛の人に変えてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン



 
 
 

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