2025年10月9日 Ⅱテサロニケ人への手紙 2章
- hccnichigo
- 10月9日
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『イエス・キリストの再臨についての警告』
パウロは、イエス・キリストの再臨について誤解、修正、警告をしています。
テサロニケ教会の中に「主の再臨の日はすでに来た」という人々がいたと言われています。パウロの名を使った手紙や偽りの証言をする偽預言者がいたということです。いまでも、自分がキリストであるという人がかなりいると言われています。
パウロは、そのようなことを正すために次のことを述べています。
主の日が来る前には、まず背教が起こり、不法の者が現れなければ主の日は来ない。背教とは、キリスト教に背いて、他の宗教に改宗することで、不法の者とは、神に対抗して自分こそが神であると宣言するものです。偽預言者、反キリストとも呼ばれている者です。
そして、パウロは、神は、そのような人々に惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになりさばかれるようになるというのです。怖いですね。人々に惑わす力を送られる神は、完全に悪を裁かれるお方、一掃されるお方です。私たちもそのようにならないように日々主に心をむけていくことが大事だと思います。
だが、パウロは13節でテサロニケ教会の信徒たちに対する感謝の祈りが記されています。そして、滅びることがないと言っています。
「しかし、主に愛されている兄弟たち、私たちはあなたがたのことについて、いつも神に感謝しなければなりません。神が、御霊による聖別と、真理に対する信仰によって、あなたがたを初穂として救いに選ばれたからです。」13節
パウロがどれだけテサロニケ教会の信徒を愛していたかがうかがわれます。私たちもキリストの再臨について、偽預言者、反キリストたちによって落ち着きをうしなったり、心を騒がせたりしないようにしなければなりません。聖書の正しい教えをしっかりと身に着けていきたいものです。
父なる神さま。パウロがテサロニケ教会の信徒たちに語ったキリストの再臨は私たちにも言えることです。その日が来るのを主に在って、見極めることができますように、私たち一人一人の心の霊の目を開かせていただけますようにお祈りします。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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