2025年10月30日 箴言20章
- hccnichigo
- 10月30日
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「ぶどう酒は嘲る者。強い酒は騒ぎ立てるもの。
これにおぼれる者はみな、知恵がない。」1節
クリスチャンは、お酒は飲んではいけないのかということをよく聞くことがあります。聖書には禁酒することは書かれていませんが、飲んでもいいが酔ってはいけない、おぼれてはいけないことが書かれています。箴言20章1節でも冒頭に書かれています。また、エペソ人への手紙でも述べられています。
「また、ぶどう酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。むしろ、御 霊にみたされなさい。」エペソ人への手紙5:18
お酒を飲んで気持ちが楽しくなり、いろんな辛いことから解放されるということがありますが、聖書は、お酒に頼らずに御霊に満たされていればお酒以上の平安、幸せを与えてくださるということです。
先日、アカデミー国際長編映画賞に輝いたデンマークの映画を観た。
「Another round、もう一杯ずつ」というタイトルで、内容が、学校の教師である4人の中年のおっさんがマンネリ化した生活からお酒で生きる自身や喜びを取り戻そうするものでした。彼らは、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度(0.05%)を一定に保つと、仕事の効率が良くなり、想像力がみなぎる。」という理論を証明するため、4人とも朝からお酒を飲んで学校の授業を実験したのである。結果は大成功で、彼らは、それぞれに自信をもつことができた。しかし、それと同時にアルコールの濃度をさらに上げたのです。そしたら、すべての歯車が狂い始めて、一人がアルコール依存症から抜け出せなくなり命をおとすことになり、他の3人も家庭が上手くいかなくなったのである。結末は、それぞれの生活を修正することができてハッピーエンドでしたが、この映画は、デンマーク語の原語Druk(大量飲酒)がテーマとなっています。4人とも、酒におぼれてしまって知恵がなくなっていく、つまり、酒で現実逃避をしてきたのです。なんともいえない哀れな気持ちにさせられました。
私たちが頼れることができるのは、ただ神のみだけです。
ご自愛深い天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。
私たちは、時々何を優先すべきであるかを忘れてしまい、手っ取り早いことに手をだすことがあります。そのような時には、真の平安、幸せは、主なる神にしかできないということを私たちに悟らせてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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