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2025年10月16日 箴言6章

  • hccnichigo
  • 10月16日
  • 読了時間: 2分

 箴言6章は現代の社会にそのままあてはまる教えが書かれています。

保証人について、怠けものについて、主の嫌う七つのこと、父の命令、母の教え、人妻との姦通などが語られています。


 私がアメリカに初めて来たときに大学の先生に言われたことは、どんな用紙にも簡単にサインするなということと、人を簡単に信用するなということでした。友人の保証人になったばかりに、その人に裏切られて自分の全財産すべてを失って家族が離散して、挙句の果てにホームレスになったり、自殺にまで追いつめられたというケースをよくメディアを通して見聞きすることがあります。保証人になってもらった人に対して、果してどれだけの人が最期まで忠実にいられるだろうかと思わされます。昔も今も、保証人になるということは、とても慎重で大きな責任と覚悟がいるということです。


 だれも簡単に人の保証人にはなりたくないと思います。

だが、イエス・キリストだけは私たちの罪の保証人となってくださったのです。なんの見返りもない、イエス・キリスト自らの死によって私たちの罪の保証人になってくださり、罪からの解放、永遠のいのちが保証されたのであります。これ以上の保証人になれる方はどこにもいません。


「わが子よ、あなたの父の命令を守れ。

  あなたの母の教えを捨ててはならない。」―20節―

「それをいつも心に結び、首に結び付けよ。」―21節―


 ここで言う、「父の命令」、「母の教え」というのは、「神の教え」、「神の言葉」と言い換えることができると言われています。そして、その「神の教え、言葉」をいつも心に持ち続けて、衣服のようにしっかりと身にまとっていなさいということです。なぜなら「神の教え、御言葉」はいのちの道へと導いてくださるからです。


「命令はともしび、おしえは光、訓戒のための叱責は、

  いのちの道であるからだ。」―23節―



 天にいます父なる神さま。イエス・キリストを私たちの保証人にさせてくださったことを感謝します。その愛を心にしっかりと持ち続けていくことができますように、また、あなたの御言葉を身にまとっていくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


 
 
 

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