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2025年4月26日 エペソ人への手紙5章

  • hccnichigo
  • 4月26日
  • 読了時間: 3分

『神に倣い従うもの』


22節「妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。」


 この22節には抵抗を感じる方がおられるかもしれない。この節で思い出すのは、今は亡き母である。

 両親は感謝なことに仲が良く温厚な人柄であった。母は全て自分が仕切っている時でも、父の「手柄」と見せかけるのが上手だった。夫をたてる名人だな、といつも感心していた。

 ご近所の仲良し夫婦と2-3日国内旅行に自分が行きたい時は「あなた本当に運転上手よね、あなたの運転だと凄く安心なのよ」という感じで、父も喜んでのせられていた。うまい。

 私も母に倣い亡き夫に従ったつもりではある。だが、定職につかずにアルコール中毒となった時にはこれがとても難しかった。イエスが十字架で言われた通り「自分で何をしているかわからないのです。」

 ただただ「神の恵みのみ」により私は救われた。感謝です。


 さて、話しは変わるが、先日、天皇陛下がトルクメニスタン大統領閣下と4/15日に会見されたというニュースを見た。

 このトルクメニスタンという中東の国には「地獄の門」と異名をとるダルヴァザ・ガス・クレーターがある。

 今ではそのクレーターは火の海のようで、国の観光名所にもなっている。カラクム砂漠のど真ん中にあり、1970年代に発見され、天然ガスが出ている。国政により安全を期してガスを燃やしてしまおうと、1980年代に火がつけられた。当初2−3週間で火は消えるだろう、と予測されていたが、今に至っても、火の海のように燃えている。大きさや容貌はハワイ島のキラウエア・クレーターと似ている。

 因みに聖書に「地獄」という言葉は使われていない。黄泉とかゲヘナと呼ばれ、身体が滅んだ後、天に昇るのか黄泉に下るのかの裁断を待つ一時的に留まる場所らしい。

 トルクメニスタンでは天然ガスで利益を得ようと火を止めようという動きが4-5年前にあったが断念したらしい。

 人間の知恵とは浅いものだと思い知らされる。

 観光が第一産業であるハワイも人間がいじりすぎないように願うばかりだ。


[創世記1:27-28]

 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。

 神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」


 自然界を支配せよ、とは神様が我々人間に任されたことである。にも拘らず勝手な行動にて、自然界を壊している感じがする。


天の父なる神様

どうか、あなたに愛されている子供らしく、御子イエスを見倣うものとさせて下さい。あなたの言葉に従順でありますように、私たちの心を優しく練って御国への道を整えて下さい。イエス・キリストのお名前により祈りを捧げます。アーメン

文: マッカーター政子


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