top of page

2023年7月18日 ヘブル人への手紙8章

  • hccnichigo
  • 2023年7月18日
  • 読了時間: 3分

「よりすぐれた契約」

 

 ヘブル書は、特にユダヤ人クリスチャンに向けて語り続けています。彼らは今まで、律法を守る事を生活の一部として生きて来ていた信仰深い人々です。伝統を重んじ、割礼を受け、神殿こそ、この時代では無くなっていましたが、生け贄を捧げ、罪の赦しを乞う事が律法にかなった事だと信じながらも、異邦人クリスチャンと一緒に交じって主イエスを礼拝しています。その伝統的なユダヤ人が理解できるように、主イエスを拝むことは何を意味するのかを伝えているのです。


 キリスト教が自分達の地上の幸福をもたらす教えと信じる者は、やがて主を捨てます。キリスト教が、良い道徳、理想と思って入る人も、やがて主を捨ててゆきます。キリスト教は約束であって、実現ではありません。未来において、現れる神の恩恵の約束であって、今の世において、これを受けて楽しむことはできません。 


 ここで、混乱しているユダヤ人クリスチャン達に、モーセの律法、ユダヤ教とキリスト教の違いをハッキリと示して、旧約聖書の成就とは何なのかを知らせようとしています。    13節「神は、『新しい契約』と呼ぶことで、初めの契約を古いものとされました。年を経て古びたものは、すぐに消えて行くのです。」

10〜11節「これらの日の後に、わたしがイスラエルの家に結ぶ契約はこうである。ー主のことばーわたしは、わたしの律法を彼らの思いの中に置き、彼らの心にこれを書き記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。」ここにある主のことばとは、エレミア書31章33節からの引用です。


 さて、ここの新しい契約とは何だろうかと、主イエスのみことばを思い起こします。

ルカ22章20節「食事の後、杯も同じようにして言われた。この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による、新しい契約です。」

続いて、コリント人への手紙第二3章6節「神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者となる資格です。文字は殺し、御霊は生かすからです。」


 そしてこの著者は、これは旧約聖書で預言されていた事であったとエレミア書31章やイザヤ書54章13節「あなたの子たちはみな、主によって教えられ、あなたの子たちには豊かな平安がある。」ことも引用しながら、私たち、クリスチャンは新しい契約、文字で書かれた律法ではなく聖霊に仕える者となったことを説明してくれるのです。


 主イエスは今までの罪をも持つ人間の、大祭司よりもすぐれた契約の仲介者として、天の幕屋で仕えておられる方となり、主イエスを信じる我々のために、ご自身の血を持って贖いの奉仕をされていると記しているのです。


祈り

教会での聖餐式の時は特に、主イエスの贖いの血によって私達の今までの罪は赦され、さらに天上にて、これから起こしてしまうであろう罪に至るまで、私達の弁護士であり、父なる神への仲介者として弁護してくださる主イエスに感謝いたします。アーメン

 
 
 

最新記事

すべて表示
2026年3月1日 ヘブル人への手紙11章

「さて、信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」1節 「信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、その結果、見えるものが、目に見えるものからできたのではないことを悟ります。」3節  ヘブル人への手紙11章は、信仰によっていきた人々の実例を旧約聖書から取り上げています。見えないものに信頼していった、アベル、エノク、ノアたちの信仰が述べられていま

 
 
 
2026年2月28日 ヘブル人への手紙10章

私は最近、罪悪感に陥る時があり、10章で背信の危険性が書かれている26-27節が私の胸に「グサッ」と刺さった。背信という言葉を調べてみた。キリスト者が、真理を捨てて信仰を放棄し、神やキリストの教えに敵対する行為、だそうだ。  クリスチャンの友人に相談すると、『「罪悪感」は敵が一番喜ぶのでやめなさい』と教わり、大変ホットしたものだ。ああ、持つべきものはクリスチャンの兄弟姉妹と、感謝し実感する。 26

 
 
 
2026年2月27日 へブル人への手紙9章

「もし、やぎと雄牛の血、また雌牛の灰を汚れた人々に注ぎかけると、それが聖めの働きをして肉体をきよいものにするとすれば、(13)まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。」(14)  皆さまよくご存じのように、キリスト教信仰とは、単に教会の会員として加わり、その

 
 
 

コメント


bottom of page