top of page
  • hccnichigo

2023年3月26日 ディボーション

ピリピ人への手紙 3章


「私たちの国籍は天にあり。」


 この御言葉はクリスチャンなら誰もが口にするほど有名な聖句である。今は、召された信仰の大先輩である姉妹もいつも口にされていた聖句であった。その聖句を口にされた時の姉妹の顔は、いつも喜びに満たされて美しさで溢れていた。小さな体にバックパックを背負って、色褪せた白い帽子をかぶり、運動靴を履き、ひょっこりと私の仕事場に来られて、さらりと聖書の御言葉で綴られた小さな本を渡して下さった。ある時は、コーヒーを御馳走になりよくイエスさまのことを語っていた。


その時は彼女のことを何とも思わなかったけれど、クリスチャンになって彼女のことを思った時、20節でパウロが語った、「しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。」というその聖句で、彼女はイエス・キリストの再臨を心から待ち望んでいたことを示されました。まだ救われていなかった自分に語りたい御言葉の中の一つだったのである。感謝します。


 3章は、パウロの口調がかなり厳しくなっている。例えば、犬ども、悪い働き人、肉体だけの割礼の者などを使い、誤った救いを述べている。パウロは、本当の救いとは、心からキリストの救いを受け入れることであって、人間の行為にこだわり律法に縛られていくことではない。そして、前のものに向かって進むことであると述べている。


祈り

愛する天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。召されたある信仰の大先輩がいつも口にしておられたことを、私も口にすることができるようになりました。「私たちの国籍は天にあり」、なんというすばらしい御言葉でしょうか。そこから再臨される主イエス・キリストを、私も心からお待ちしています。感謝して、委ねて、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


閲覧数:39回

最新記事

すべて表示

2023年12月31日 申命記15章

「与えるとき物惜しみをしてはならない。このことのゆえに、あなたの神、主は、あなたのすべての働きと手のわざを祝福してくださるからである。」15:10(一部抜粋) 15章は、七年の終わりごとに負債の免除をしなければならないことについての規定が述べられている。その時に、物惜しみをするなら、その人は罪責を負うと宣言されている。そればかりかすべての祝福も得られることができないのである。 「一人ひとり、いやい

2023年12月30日 申命記14章

この章では、食べ物の規定が書かれており興味深いと思った。申命記はイエス様が、人としてこの世に来て下さる前のことだと、心に留めておかなければならないと思う。 聖書に書かれている食べ物分類は神様からの当時の命令で、これを命じる理由が、自分の愛する子どもたち、イスラエルの民を守るためである。この神様の愛は私たちにも一方的に与えられている。受け取るのは私たちしだい。愛しているから守りたい、という神様の気持

2023年12月29日 申命記13章

預言者や夢見る者が現れ、「さあ、あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」と言って私たちを誘惑しようとしますが、あなた方の神、主は、あなたがたが心を尽くし、いのちを尽くして、本当にあなたがたの神、主を愛しているかどうかをしろうとして、あなたがたを試みておられます。(1-3節) 続いて、神は、あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に聞き従い、主に仕

bottom of page