『巻物の封印が解かれていくたびにおこる災害』
6章では巻物の封印を解いていくたびにおこる災害を記しています。四つの災害の場合、四つの生き物の「来なさい」という声に招かれて四頭の白、赤、黒、青の馬が登場する。馬の色は、象徴的な役割を持っているといわれた。白い馬(征服)、赤い馬(戦争)、黒い馬(飢饉)、青ざめた馬(死)。
第一の封印が解かれたとき登場したのは、白い馬に乗っている者で弓を持っていた。彼は武力で諸国を征服するため、全世界に出て行ったと記されている。
第二に封印が解かれたときには、赤い馬が登場してきた。これに乗っている者は大きな剣を持ち、地上から平和を奪い取ることが許されていました。戦争を象徴しているのである。
第三の封印が解かれたときには、秤を持った人が黒い馬に乗って登場してきました。厳しい患難に襲われるということである。
第四の封印が解かれたとき、青ざめた馬の登場です。これに乗る者の名は死であり、また死後に行くべきよみが従ってきました。
第五の封印が解かれたときの状況は、信仰のゆえに殺された人々の叫びである。10節(抜粋)「聖なるまことの主よ。いつまでさばきを行わず、地に住む者たちに私たちの血の復讐をなさらないのですか。」これに対して主は、「もうしばらくの間、休んでいるように。」と言い渡された。
第六の封印が解かれたときは、神のわざであることが明白にわかる天変地異がおこります。これは「御怒りの大いなる日」であり、身分に関係なくみな恐れる日です。神の御怒りは死よりも恐ろしいと述べられています。
このような四つの災害は、今日までの歴史の中で繰り返し起こってきました。だが、主の正しいさばきはまだおこなわれていません。主の正しいさばきは誰にでもくる。私も恐ろしいと思う。その恐れを打ち消してくれるのは、やはり聖書を通して語られる神のさばきのメッセージを日々読み、悔い改めていくことではないかということが示された。
天の父なる神さま。今日のみことばを心から感謝します。主の正しいさばきの日には恐れずにあなたの前に立つことができますように、私の信仰を正しく導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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