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2022年8月5日 ディボーション

エレミヤ書 10章


 エレミヤは、紀元前627年(ヨシア王の治世第13年)から約40年間、ユダヤ王国の滅亡、神との新しい契約と救済の預言をし、国民の悔い改めを説いた預言者で、三大預言者(イザヤ、エレミヤ、エゼキエル)の一人です。


 預言者エレミヤは、「主よ、私は知っています、人の道は自身によるのでなく、歩む人が、その歩みを自分で決めることのできないことを。」(23節)。と語っています。

 イスラエルが霊的に堕落し、偽預言者が台頭した時代に、主から聖別された預言者とされ真理を語ったにもかかわらず、迫害にあったエレミヤのことばです。自分に置き換えて、迫害にあっても主の言葉を語ることが果たして出来るのだろうかと想像すると、主の言葉を受け入れ自分には言い聞かせることが出来ても、迫害や避難を恐れて公言するどころか、友人や会社の同僚にも言えない本当に小さな情けない自分を想像します。


 ただ、迫害にあっても主の言葉を信じ、それが仮に人々が聴きたくないような警告であっても語り続けるエレミヤの心の根底には、主を尊敬し信じる忠実さがみられます。

「主よ、あなたに並びうるものはありません。あなたは大いなる者であり、あなたの名もその力のために大いなるものであります」(エレミヤ10:6)

 聖霊の助けによって、忠実な子羊として、私も、主の道を歩んでいきたいという希望が持てます。

「私は道であり、真理であり、命である。私を通らなければ、誰も父のもとにいくことが行くことはできません。」(ヨハネ14:6)。私は、長年迷える子羊で、教会に通ったり、通わなかったりと、やっと主のもとへ戻れたことを、真に感謝します。聖霊に導かれた以外何者でもないと身を持って体験しました。ハレルヤです。もう迷うことがないよう、主の葡萄の木にしっかりと留まれるよう聖書を読み、主との会話をいつも持てるよう祈ります。「わたしはぶどうの木で、あなたがたが枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」(ヨハネ15:5)、祈ります。


主への祈り、

愛する天に御在天の神様、あなたの溢れんばかりの愛に感謝します。迫害に遭遇しながらも、あなたの御言葉を忠実に預言し続けたエレミヤを想い、いつもあなたを見上げ、感謝し、委ね、あなたの導きを仰ぎ、祈ることことが出来るよう、聖霊様を送ってくださっていることを感謝します。常に祈り、全ての事に感謝し、いつも喜んでいることができるよう、あなたを見上げます。アーメン

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