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2022年8月14日 ディボーション

エレミヤ書19章


陶器師の器が砕かれると、二度と直すことはできない。」11節(一部抜粋)


 エレミヤ書18章の4節では、「陶器師が粘土で制作中の器は、彼の手で壊されたが、それは再び、陶器師自身の気に入るほかの器に作り替えられた。」と述べられている。つまり、粘土が濡れている間は何度でも作り替えられるが、しかし、出来上がった陶器というのは、砕かれてしまうとそれは作り替えることができないということである。神さまは、イスラエルの民を何度も作り替えようとして、彼らに悔い改めの機会を与えられたのに、彼らの心はすでに悪い器に作られてしまって、二度と作り直すことはできなくなってしまっていたのである。


 5節で、「バアルのために自分の子どもたちを全焼のささげ物として火で焼くため、バアルの高き所を築いた。このようなことは、わたしが命じたこともなく、語ったこともなく、思いつきもしなかった。」と述べられているところは、実に主の怒りが伝わってくるような光景である。そして、主は、6節で、「それゆえ、見よ、その時代が来る―主のことば―。そのとき、もはやこの場所はトフェトとかベン・ヒノムの谷と呼ばれない。ただ虐殺の谷と呼ばれる。」と言われるのである。その虐殺の谷にエルサレムは、主によって、陶器が砕かれるように砕かれて捨てられると言われるのだ。エルサレムの民と指導者達の罪は、主の前に目に余る甚だしいものであり、主の忍耐がいよいよ過ぎようとしている。選民に下ろうとする主のさばき方が大胆に、恐ろしく述べられている。


 私たちクリスチャンも、主によって、土が濡れている時に何度も練られて、主の目にふさわしい形に作り上げて欲しいと願うだけである。そのためにも、主の御言葉に聞き従い、祈り、悔い改めて、委ねていくことに他はないのである。



祈り

愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を感謝します。私達クリスチャン一人一人を、あなたの良い作品として作り変えて頂けますようにお願いします。その為に私達が、うなじを固くする者にならないで、常に、あなたの御言葉に聴き従うことができますように導いて下さい。感謝して、委ねて、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン    

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