2025年12月11日 イザヤ書1章
- hccnichigo
- 1 日前
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「天よ、聞け。地も耳を傾けよ。
主が語られるからだ。
『子どもたちはわたしが育てて、大きくした。
しかし、彼らはわたしに背いた。
牛はその飼い主を、
ろばは持ち主の飼い葉桶を知っている。
しかし、イスラエルは知らない。
わたしの民は悟らない。』」2節~3節
旧約聖書で最も有名な大預言者と言われているイザヤは、アモツの子で、貴族の家に育ち、社会的にも勢力を持つことのできる地位にあり、ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ王の4代の王のもとで活躍しました。
イザヤはイスラエルの罪を2~3節で強く訴えています。主がイスラエルの民を選んで大事に育ててきたのに、牛やろばよりも劣る有様だと述べています。牛やろばは自分の飼い主を知っていて、必ず飼い主のもとに帰って行くと言われています。しかし、イスラエルの民はどうでしょうか、「罪深き国、咎重き民、悪を行う者どもの子孫、堕落した子ら」と糾弾しています。さらにイザヤは、イスラエルの民の罪深さを6節で、
「足の裏から頭まで 健全なところはなく、傷、打ち傷、生傷、絞りだしてももらえず、包んでももらえず、油で和らげてももらえない。」と、その表現は「らい病患者」にたとえられているそうです。
しかし、このような罪を犯しても、主に聞き従うなら罪がきよめられると18節で述べられています。
「たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても
雪のように白くなる。
たとえ、紅のように赤くても、
羊のようになる。」18節
なんという主の慈しみ深い憐みでしょうか。
天の父よ、私の緋のような赤い罪をイエス様の十字架の血潮によって聖めてくださってありがとうございます。あなたは、自分のひとり子をお与えになるほどに世を愛されました。私たちがその深いあなたの愛を裏切ることのないように、日々あなたに聞き従っていくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

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