2025年11月15日 伝道者の書第5章
- hccnichigo
- 3 日前
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「実に神は、すべての人間に富と財を与えてこれを楽しむことを許し、各自が受ける分を受けて自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。」(19)
伝道者の書の作者は述べる。「見よ。私が良いと見たこと、好ましいこととは、こうだ。神がその人に与えたいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦にあって、良き物を楽しみ、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。」(18)
富を愛し、富により頼む人生は満たされることがなく、安心を得ることができない、不安定な人生であることが述べられている。一生懸命増やしても、満足することはなく、不運によって失うこともある。人生をそのために費やしても、天国まで持っていくこともできない。きわめつけのみことばは、「しかも、人は一生、闇の中で食事をする。多くの苛立ち、病気、そして激しい怒り。」それが富を求め、頼る人生だというのだ。
だれでも天に凱旋するまで健康で豊かな人生を生きたいと願う。それが富を得るという目標に繋がっていくのだと思う。どうやって自分の財を増やすかというトピックは多くの人にとって興味のあるところだろう。私も、貯金をうまく増やしている人から話を聞くと、なるほどと実践したくなる。しかし、残念ながら私はその点において長けていないので、余計なことをすると元本割れを起こすので、気を付けなくてはいけない。もし、ちょっと才能があったら、案外のめり込んでやってしまいそうだ。そうなると、一喜一憂の人生に突入しそうだ。
神様はすべての人に富と財を与え、これを楽しむこと、自分の労苦を喜ぶことができる賜物を与えて下さった。(19) そして、「こういう人は、自分の生涯のことをあれこれ思い返さない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。」(20)とある。
神様は、必要な財を得るための仕事を与えて下さり、その労苦を労苦で終わらさず、喜ぶ力を与えて下さる。時に、仕事が得られないこともあるかもしれない、病に伏すかもしれない。それでも、その日を生きる力を神様は与えて下さる。私の家族も苦しい生活をしていた時があった。でも、なぜか守られてきた。病気で死が頭をよぎったこともあった。でも、その日その日を生かされ、今がある。思ったように守られていないと感じることもあったが、思い返してみたら、私は本当に守られて生きてきている。
天のお父様、今日のみことばを感謝いたします。今日のみことばによって明日のことを憂うことなく、今日を感謝していきなさいと教えられました。今日を十分に楽しみ、生きる力を神様は与えて下さいます。明日のことはまた、明日神様が新しい恵みをもって祝福して下さいます。日々神様に信頼し、感謝と喜びをもって生きる者となることができますように。イエス様の御名によってお祈りいたします。アーメン

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