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2023年6月4日 創世記 18章

更新日:2023年6月5日

「主」が、アブラハムに現れたことが述べられている。ここでは三人の人として述べられている。三人の御使いは、一年後にサラに男の子が生まれていることを語った。これを聞いたサラは、心の中で笑った。アブラハムも17章17節で笑ったのである。確かに90歳のサラに子どもを産むことなど不可能なことである。とても信じがたいことである。サラが心の中で笑ったことを、主が指摘されたので、サラは恐れて笑っていないと言ったのである。主は、人の心の中も透かしてご覧になられるお方なのです。この箇所を通して語られたことは、主は、人間には不可能なことをなされるお方であるということを知ることである。


 次に御使いはソドムとゴモラのさばきのことを語っている。主はこれをアブラハムに隠しておくべきでないと考えられたのです。これは、彼とその子孫を通して、人々が主の道を守り、正義と公正を行うようになるためでした。

 アブラハムは、そのことを聞いて、必死になって神のさばきが行われないようにとりなしたのである。そこで、アブラハムは主との問答に入るのである。ソドムの町に50人の正しい人々がいたら、主は、町全部を赦すとまで約束されたのである。たとえ40人、30人、20人、10人であろうとも、主は町のすべてを赦すと言われたのである。 主は、私たちの正義と公正を無視することはできないことを述べておられるのです。これが主の憐れみと恵みであるのです。


 主は、ソドムとゴモラが滅ぼされることを決して望んおられなかったのです。その為にアブラハムがそうならないようにとりなしていたのです。新約時代になって、イエス・キリストは、今もこれからもずっと私たちのためにとりなしてくださっておられることに感謝します。


 天の父なる神さま。あなたは、私たちの心の中までよくごらんになっておられます。私たちが実行不可能だと思うことをすべて時にかなって成し遂げてくださるお方です。信じて、祈り、静かに待ち望むことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

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