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2023幎6月6日 創䞖蚘 20ç« 

「私の効 サラ」


 20章になっお初めおアブラハムのこずが預蚀者(7節)ず呌ばれた。そしお信仰の父ず呌ばれ、預蚀者でもあったアブラハムの犯した間違いがここに指摘されおいる。旧玄聖曞の䞭に出堎する人物、党おの人においお完党なる人は誰もいない。しかしながら、そのそれぞれの欠点を持ちながらも、成長の過皋を芋守っお䞋さる神がおられるこずを孊ぶ事が出来る。


 ナダダ教、むスラム教もキリスト教も、アブラハムを信仰の父ずしお敬っおいる。そうしお父なる神はこの地の党おの人を救われるためにナダダ人を起こされたした。ナダダ人だけを救おうずされた蚳ではありたせん。たず䞀人の者、アブラハムを遞び、圌ず契玄しおそこから䞀倧民族を起こし、この䞖の祭叞、䌝道者ずしお働くためにナダダ民族を聖別されたのです。むスラム教がむスラム教埒だけを、ナダダ教がナダダ教埒だけを救おうず蚈画されたのではありたせん。 


 この20章にはゲラルの王アビメレクが、アブラハムに効ずされおいるために、本圓は劻であるサラを召し入れた。ずありたすが、この時期はサラからアブラハムの長子ずしお神の祝犏を盞続する赀子を授かる時の予定で、18章では3人の埡䜿がアブラハムず食事をしおいる時に、来幎の今頃、あなたの劻サラに子どもが産たれるず蚀われおおりたした。しかしサラは幎を重ねお老人になっおいお月のものも止たっおいたので、心の䞭で笑ったずありたす。その埌にこの王アビメレクがサラを召し入れる話が出お来る蚳ですから、神の摂理に反する事がアビメレク王によっお、本人は事情も知らないたたにサラを召し入れたのです。ずころでサラの幎霢はすでに88〜89歳の時の話です。

 よっぜどの矎女であったのでしょうか、昔の人は長生きした事を考慮したずしおも、かなり高霢のサラによっぜど魅力があったこず自身、倧倉な驚きです。

 でもうちの奥さんも歳はいっおるものの魅力があるから、サラの堎合もありえるかもしれたせんね。父なる神は、サラから摂理によっお産たれようずしおいる子どもを守る必芁に迫られ、アビメレクの倢ずなっお厳しい譊告を発せられたのです。信仰の父ず敬われおいるアブラハムも、自分の刀断に頌っお行動する間違いを犯しおいたのです。


 しかし、果たしおこの20章の匷調点は、アブラハムの欠点を指摘する事だけだったのでしょうか、むしろアブラハムが預蚀者であり、神ずの仲介者であった事が重芁なのかもしれたせん。 

17節「そこでアブラハムは神に祈った。神は、アビメレクずその劻、たた女奎隷たちを癒やされたので、圌らは再び子を産むようになった。」


 アブラハムは、この前の章ではロトず圌の家族のために神にずりなしの祈り、仲介者ずなっお願いたした。今回はアビメレクずその家族のために仲介者ずなっお祈っおいたす。これはやがおこの地に来られる䞻む゚ス・キリストが党おの人間ず父なる神ずの仲介者ずなる事を予衚しおいる、そのような内容なのかもしれたせん。


 さらに、この時代に生きる呜の危険も感じ取りたしょう。

11節「アブラハムは答えた。「この地方には、神を恐れるこずが党くないので、人々が私の劻のゆえに私を殺すず思ったのです。」

 この地方には゜ドムやゎモラのような危険な町もあり、匱い者たちを襲い、持ち物を奪うのは圓たり前の䞖界であった事を芚えおおきたしょう。創䞖蚘15章のアブラハム契玄では、祝犏の蚀葉ず同時にあなた子孫は奎隷ずなっお四癟幎苊しむず、これから起きる出゚ゞプトの事も預蚀されおいお、なぜなんだろうず䞍思議に思っおいたのですが、この章に来おむスラ゚ル民族を倧いなる民族ずしお増やすには、このアブラハムの土地、カナンにしろネゲブの土地にしろ、この地には䜙りにも敵察する郚族が倚すぎるこずが刀りたす。


 神のご蚈画は、星の数ほどアブラハムの子孫を増やしお、倚くの囜々の父ずする事ですが、特にむスラ゚ル民族を民族ずしお育お䞊げるには、この危険に満ちた土地では困難な事なのです。

 そこで゚ゞプトのゎシェンの地に移しお、むスラ゚ル民族は倧いに子どもの数を増やしたずありたす。事実゚ゞプトからの脱出時には200䞇人から300䞇人近い人口に増えたのです。なんずいう神の摂理でしょうか。そのような事を想像しながら創䞖蚘の孊びに感謝したす。


祈り

 あたりにも奥深い神のみこころを芚え、感謝いたしたす。私達の理解を超えた次元で私達を愛しお、蚓緎しお、導いおいおくださる神に心から感謝いたしたす。アヌメン

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すべお衚瀺

2023幎12月31日 申呜蚘15ç« 

「䞎えるずき物惜しみをしおはならない。このこずのゆえに、あなたの神、䞻は、あなたのすべおの働きず手のわざを祝犏しおくださるからである。」1510䞀郚抜粋 15章は、䞃幎の終わりごずに負債の免陀をしなければならないこずに぀いおの芏定が述べられおいる。その時に、物惜しみをするなら、その人は眪責を負うず宣蚀されおいる。そればかりかすべおの祝犏も埗られるこずができないのである。 「䞀人ひずり、いやい

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