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2023年5月14日 テモテへの手紙第二 1章

 テモテ人への手紙第二は、第一の手紙から数年後、再びローマで獄中生活をするようになったパウロから送られたものだと推測されていて、状況は前回よりもかなり厳しく、パウロは殉教を覚悟していたといわれている。その厳しいなかにおいても、パウロは教会で苦闘しているテモテへ励ましの手紙を書き綴っていったのである。


 パウロの励ましの手紙の内容は、テモテの偽りのない信仰を思い出させます。それはテモテの祖母ロイスと母ユニケから受け継いだものであったのです。このお二人は、パウロの第一回伝道旅行に救われたと言われている。


 さらに、パウロが第二回伝道旅行に行った時にテモテに按手して祈り、その時に与えられたのが、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊なのです。今、苦難の中にいるテモテに必要なのはこの神の賜物を、再び燃え立たせることでした。


 そして、このような働きに召してくださったのは、神ご自身の計画と恵みによるものでした。パウロはテモテに8節で、「ですからあなたは、私たちの主を証しすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。」と懇願するのです。又、苦しみに会うことを恥とは思っていません。なぜなら、神ご自身が守ってくださると確信しているからです、と勇気づけています。


 このパウロの励ましの手紙はテモテにどれだけの勇気が与えられたことでしょうか。

パウロのテモテへのいつくしみ深い愛が伝わってくるようです。


祈り

 愛する天の父よ。今日の御言葉を感謝します。獄中で厳しい中にいても愛する弟子のことを思い励ましの手紙を書き綴られたパウロの愛が伝わってきました。これがイエスの愛です。今、世界各地で厳しい伝道の道を歩まれておられる方々の為に祈り支えていくことができますように導いてください。感謝して、委ねて主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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