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2023年6月5日 創世記 19章

『地上から消えたソドムとゴモラ』 アイゾン直子

 アブラハムの甥ロトが登場する最後の章です。ロトが選んだソドムとゴモラに住む人々は神が最も憎まれる罪、同性愛の罪を犯していました。現在、このことを公に叫ぼうものなら、大変な批判の的になると思います。多くの国が同性愛者による結婚を認め、彼らの存在は法的に守られるようになりました。その結果、映画やドラマはもちろん、コマーシャルなど、子どもたちの番組においても同性愛のキャラクターが登場するようになりました。この世は神が造られた男と女の他に、人間が作り出した同性愛者が存在するようになったということなのでしょうか。これはまさしく、ソドムとゴモラの現代版と言える状態のように感じるのは私だけでしょうか。


 ソドムに住むロトを訪問した二人の御使いは、性的に堕落したこれらの町を滅ぼすために神より遣わされていましたが、アブラハムの執拗な願いにより、信仰のある者は救いの道に与ることになりました。ロトの信仰を確認した御使いは、彼に家族を連れて町から逃げるようにと伝えます。ロトは彼の妻、二人の娘、そして娘婿たちに状況を説明し、逃げるよう伝えますが、婿たちは悪い冗談だと思い逃げませんでした。ロトの妻と二人の娘は町から逃げますが、彼の妻は町に残してきた財産への思いがあったのでしょうか、逃げる途中に振り返ってしまったため、塩の柱となった話は有名です。


 滅ぼされるはずだったロトとその家族が間一髪のところで助かったという話で終わっていればよかったのですが、ソドムでの生活の影響は彼の娘たちに残っていました。娘たちは夫を失って、もはや子孫を残すことが出来ないという問題を父親であるロトによって解決します。これは近親相関の罪です。娘たちはロトに酒を飲ませて関係を持ち、子を身ごもります。姉が生んだ子はモアブ、妹が生んだ子はベン・アミと名付けられ、彼らの子孫となるモアブ人とアモン人は、後にイスラエルの民に姦淫と偶像礼拝の罪を犯させます(民数記25章、レビ18:21参照)。

 ソドムとゴモラの町に下ったさばきは、ノアの洪水の時のようにある日突然起こりました。人々は、さばきが下る寸前までいつものように生活していたのです。そのことを想像するとき、今私がデボーションを書き上げている間にも突然携挙が起きる可能性もあるのだ、と気づかされます。そしてそれは同時に、今日生かされている事自体、奇跡だと言えるのかも知れません。


「まず第一に、心得ておきなさい。終わりの時に、嘲る者たちが現れて嘲り、自分たちの欲望に従いながら、こう言います。「彼の来臨の約束はどこにあるのか。父たちが眠りについた後も、すべてが創造のはじめからのままではないか。」 こう主張する彼らは、次のことを見落としています。 


 天は大昔からあり、地は神のことばによって、水から出て、水を通して成ったのであり、そのみことばのゆえに、当時の世界は水におおわれて滅びました。しかし、今ある天と地は、同じみことばによって、火で焼かれるために取っておかれ、不敬虔な者たちのさばきと滅びの日まで保たれているのです。」(2ペテロ3:3‐7)


 ペテロは創世記1:6‐9を引用、そしてノアの洪水について語っています。ノアの洪水が地上のすべてを一掃したように、現在の天と地も、平和で繁栄しているように見えて、実は神を恐れない者たちへのさばきと滅びに向かっているのだと伝えています。しかし神は愛のお方ですから、不信心な人たちが滅びに向かっていることを待っているわけではありません。

「主は、ある人たちが遅れてると思っているように、約束したことを遅らせているのではなく、あなたがたに対して忍耐しておられるのです。誰も滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(2ペテロ3:9)


 ソドムとゴモラの町は人もろとも地上から消え去りましたが、義と認められたロトは神のさばきを免れました。サタンによる偽りの秩序の中で暮らす私たちもまた、ロトと同じように義と認められている者たちです。ゆえに私たちは終末を恐れる必要はありません。しかし、神を恐れない人たちには滅びが待っていることを聖書は預言しています。

 神はすべての人の救いを望んでおられます。キリスト・イエスはすべての人を救うために十字架にかかられました。そのキリストに従う者として、どうすればみことばを必要としている人たちの下に福音をお伝えすることが出来るのか真剣に祈っていきたいと思います。



祈り:愛する天のお父さま。あなたの愛のメッセージを発信するためのアイデアを与えてください。愛を必要としている人にどうすればみことばを届けることが出来るのか、教えて導いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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