23章は、モアブ王バラクが預言者バラムにイスラエルを呪わせるように頼み、祭壇を築き献げものを準備するところから始まります。
「おそらく主は私に会ってくださるでしょう。主が私にお示しになることを、あなたに知らせましょう。」(3節抜粋)イスラエルの民を呪うように依頼されたバラムは神さまに助けを求め、神さまの御心を知るために祈りに行きました。
御心はイスラエルを祝福することであり、モアブ王バラクが望む呪うことではなかったのです。
バラムはモアブ王のバラクの要望に従わずに、神さまに忠実であり、御心に従ったのです。
「主が私の口に置かれること、それを忠実に語ってはいけないのですか。」12節
モアブ王バラクは、一度ではあきらめずに、二度三度目と呪いをかけるようバラムに頼みましたが、バラムはその度神の御心を知るために祈り、神さまの御心に従い、バラクの試みを退けました。
私もバラムのように神さまに忠実であることを選び、他の人々の意見や誘惑にとらわれず神さまの道を歩んでいける者でありたいと思います。
「神は人ではないから、偽りを言うことがない。
人の子ではないから、悔いることがない。
神が仰せられたら、実行されないだろうか。
語られたら、成し遂げられないだろうか。」19節
バラムの口から出る言葉は、神さまの民であるイスラエルが祝福されることであり、神さまの約束は必ず守られることです。
私たちの日常生活でも神さまの言葉に耳を傾け、神さまの言葉に信頼し、神さまの言葉に忠実であるならば、神さまの約束も確実に実現してくださるということです。
「イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。」(へブル人への手紙13-8)
祈り:愛する天のお父さま、誘惑や困難に直面したとき、どうふるまうべきか、どの道を選ぶべきか、教えてください。あなたに従う信仰を持ち、あなたの計画に従って歩むよう導いてください。この章で学んだように、祈りを通じてあなたの意志を理解し、あなたに忠実に従うことができるように力を与えてください。主よ、感謝します。イエスキリストのお名前を通してお祈りします。アーメン
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