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2022年3月8日 ディボーション

箴言22章


『若者の教育』


 もうじき7歳になる孫娘は感情が豊かな子で、時々そばに寄って来て自分の目を見つめて「ジージ、Are you happy? 」と質問してくる。「あなたの笑顔でこの爺はVery happyと」答えると安心して戻って行く。この娘が育ってゆく中で何を教えるべきか。

若者へ年寄りがしてはならない事に自慢話と説教と言われている。確かに会社勤めをしていた頃に自分の上司からよく自慢話を聞かされ、イヤイヤ聴いていた思い出がある。

 それに比べて箴言には主の知恵に心を向けて主により頼め、その為に真理の言葉を書いたと、17節から21節にかけて記されている。真理は心に響き考えさせられる。真理は主を畏れることを教え、自らの態度をへりくだり、魂を守るとある。しかし真理を聴く耳のない者は8節「不正を蒔く者はわざわいを刈り取る。こうして彼への激しい怒りのむちは終わる。」。主の知恵と愚か者の対比が続く。不正の者は今はこの世を謳歌しているように見えるがやがてわざわいを刈り取り苦しむ事になる。不正をして大金持ちになり大きな屋敷を持っても、家族からは嫌われ、家庭は崩壊している者、わざわいを刈り取る者、そこには幸せはない。

 貧しくても清く生きる者たち、少ない食事を幼い子どもに多く与える兄弟の中に愛を見つけられないだろうか。真理を求めて信仰を持つ者の報酬は愛を勝ち取る。しかしこの世には不正の者が満ち溢れている。

 まだまだ幼く、心が真っ白な孫娘よ、果たしてこれから親の保護から離れて厳しい世に出て育って行く孫娘達にどうやって主の知恵を伝えよう。特にこの6節が心に響いた。6節「若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない」。幼い子ども達は本能的に相手の嘘を見抜く。大人が何かで悩んだりすると、それを察してAre you happyの質問が飛んでくる。11節「心のきよさを愛し、優しく話をする者は、王がその友だちとなる。」

 主の知恵・みことばを心に保つのは楽しいこと、あなたの唇に備えよ。と、17〜18節にもあるように、自分の自慢話や自分の説教では無く、主の知恵・みことばをこの幼いけれども真っ白なキャンバスのような心を持った幼な子達に、虹のような色とりどりの真理のことば、みことばを描き、富む者、善意の者、主に拠り頼む者となる道を示すのだ。

 エルサレム宮殿の門に足の不自由な人が施しを求めるために居て宮に入ろうとするペテロとヨハネに施しを求めた時 使徒の働き3:6 「するとペテロは言った。「金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」」

 我が孫娘よ 爺達にはあなた達の将来の為に貯めた金銀はない、しかしこれからの世でしっかりと生きられるように真理のみことばを心から与え、我々を思い出す時にはいつでも、それが一生あなた方の心に残るように、そしてあなたの笑顔がどんな時にも、どこに居ても戻るようにイエス、キリストの真理を伝えます。

祈り

 若者の教育について、もうじき妻サンディーの英語クラスが始まります。対象は主にハワイに出稼ぎに来ている南太平洋の島々の方、英語が母国語でない方々への週一クラスが始まろうとしています。The Familypromiseという組織のKukuiセンターで行われる予定ですからお祈りください。それとは別にクリスチャングループ Child Evangelism Fellowship (cefhawaii.com)主催の公立小学校での放課後クリスチャンクラスGood News clubの手伝いを募集しています。ここには他にも子ども教育への色々な企画があります、自分達も参加予定ですがぜひ多くの方がおこされますように祈ります。

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