top of page
  • hccnichigo

2021年2月15日ディボーション

ペテロの手紙 第二 3章


「これらのことを待ち望んでいるのなら、しみも傷もない者として平安のうちに神に見出していただけるように努力しなさい。」(14節)

●語られたこと:

 日曜日に礼拝の後に、兄弟姉妹とマカプウハイキングに行った。いい加減な私は日焼け止めを適当に塗った。そうしたら・・・腕にまだらに日焼けの跡が残った。かなり恥ずかしいまだら模様だ。きっとこれはしみになる・・・

 この手紙が書かれた当時、生まれつきの欠陥は「しみ」、生後に加えられたものは「傷」として生け贄の動物にある欠陥の事を示していたらしい。ペテロ先生が14節で「しみも傷もない者として平安のうちに神に見出していただけるように努力しなさい」と語ってくれている。さらに、この手紙、1節にあるように”2度目の手紙”で「これらの手紙により、私はあなた方の記憶を呼び覚まして、純真な心を奮い立たせたいのです」と言われている。それだけペテロ先生が大切と思うことだったのだと思う。

 大事なのは日焼け止めの塗り方や、日焼け止めのSPFが高いものを使う・・・という話では無く、シミができても、傷ができても神様の前に大胆に自分を現せるかだと思う。私たちは主の目に尊い存在。だから主の御計画の中でシミができても、傷ができてもそれを恥ずかしいと思わず、神様の前に歩み出ることではないだろうか。欠陥だらけの私が神様に救われて、今生かされている。それだけで幸せだと思えるように、心が癒された。これこそ神様からの1番のギフト。平安だと思う。そんなギフトがある事を、イエス様の愛を知らない人たちにも伝えたい。

「私たちの主であり、救い主であるイエス・キリストの恵と知識において成長しなさい」(18節)とペテロ先生は締め括る。神様の恵によって日々与られる一つ一つの事を大切に受け止めたい。


●祈り:

 天の父なる神様。今日も兄弟姉妹と共に歩み語りあう時間をありがとうございます。そうやって、神様、あなたは私たちを成長させてくださっています。心から感謝します。どんなシミや傷があっても、隠さずにあなたの御前に自分を大胆の現せるように整えてください。イエス様のお名前によって、御前にお捧げいたします。

閲覧数:21回

最新記事

すべて表示

2023年9月14日 ペテロの手紙第二3章

「私たちの主の忍耐は救いである。」15節(抜粋) 「私たちの主の忍耐は救いである。」という御言葉に目が留められた。主は、一人として滅びることを望まれていません。忍耐をもってすべての人々が救われるのを待っておられるのです。主の忍耐が救いであるなら、私たちクリスチャンの使命もすべての人々が救われるように神の御言葉を述べ伝えていくことではないだろうか。 ペテロは二通目の手紙を通して主の再臨のことを語って

2023年9月13日 ペテロの手紙第二2章

2章では、ローマ皇帝ネロによる歴史に刻まれるような大迫害という外側からの攻撃に加えて、教会の内側にも激しい戦いがあったことが分かります。それは偽預言者、偽教師の出現です 「しかし、御民の中には偽預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも偽教師が現れます。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込むようになります。自分たちを買い取ってくださった主さえも否定し、自分たちの身に速やかな滅びを招くの

2023年9月12日 ペテロの手紙第二1章

「この世の腐敗から免れる」 もしも罪人である私達の救いの条件が、私達の行いによって決まるとしたら大変な生活となります。欲望がもたらすこの世の腐敗を避けるために、修道院生活のように隔離され、自制と忍耐によって清められ、救われると言う考え方は、昔からありました。イスラエルの死海に近い荒野で死海写本を書き写していたクムランは、まさに修道院的生活をして、1日に何回も水に浸かり、身の清めに熱心な党派でありま

bottom of page