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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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『霊、たましい、からだ』


 主の来臨の日がいつになるのか、主イエスもそれは父なる神しか知らないとおっしゃていましたように、主の日がいつかという論争は無意味であります。しかし、必ず起こるので、準備していなさいとパウロは語ります。マタイ25章に、十人の娘で、ともしびの油を切らした五人は婚礼式に入れなかった、天の御国のたとえ話がありますが、そのように私たちも、聖霊の油を切らさないように、いつ主が来臨されても良いように準備しておきましょう。その時まで、主の戒めは、16〜18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」


 主イエスは、私たちを完全に聖なるものとしてくださるのですが、この全てを完全にするためには、私たちが持っている3つの要素に働きかけると言われています。私たちは、まず肉の身体(Body)でできています。そうして魂(Soul)を持っています、ここには、この世を渡るために必要な肉欲であったり、倫理であり、良心などが、宿っています。さらに天に繋がる霊(Spirit)もここにあるのです、動物にはない神を思う気持ち、創造力などが宿っています。

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 私たちが、主にとって完全に聖なる者となるには、まず、この神につながる霊を高めてくださいます。助け主の聖霊も送り込まれるのです。そうして、私たちの魂に働きかけて、みことばによってキリストに近づく、聖なる者になるように、私たちの思いを常に主に向けられるようにしてくださいます。今までの私たちは、この魂にサタンが働きかけて、誘惑されたり、肉欲を高めたりして、神に逆らうように仕向けるのですが、主に従うように、みことばの力によって霊に導かれるように育ててくださいます。そうして最後に、私たちの肉の身体を、永遠なる身体に変えてくださることで、完全に全き者、聖なる者へと変えてくださることが主イエス・キリストによる恵みであると語っています。


祈り

主イエスの恵みにより、私たちも聖なる者、Spirit,Soul,Body 霊、魂、身体が聖なる形になりますように、主の戒めを愛し、守る者となりますように導き下さい。 アーメン 

文:森 宗孝


 

『携挙(けいきょ) 主イエスによって引き上げられる』


 この4章には、たくさんの神の知恵が示されています。まず神のみこころは、私たちが聖なる者となること、これは「聖化」と言いますが、主イエスを信じた時に私たちは罪を許されて、神の目に義として認められますが、まだまだ、信仰においては、赤ちゃんの状態です。主のみことばを食べるようにして学び、そして実践することによって徐々に栄養をつけて、キリストのしもべとして成長してゆくのですが、それが聖なる者となることです。我が主キリストに似た者となることですが、2歩上っては、1歩後退すると言うように、罪の世に生きていて、誘惑に囲まれている私たちの成長は、簡単にはいきません。主の戒めにとどまることを聖霊が引き続き、助け人となって、聖なる者となるように、私たちの中で手助けしてくださるのです。私たちが自分に頼る事を完全に辞めて、主にすべてを任せることで、この聖化が起こるのですが、多くの学者は、これは信者たちが、死の床について、全てを捨てる覚悟が出来た時に、やっと起こることではないだろうか、生きているうちに、完全に自己を捨てることは稀れであろうと言われています。


 つぎに、どのようにして復活が起こるのか、の教えがあります。恐らくテサロニケ教会では、信仰深い信徒が亡くなって、あれだけ信仰深い者が亡くなってゆく中で、残された者達が、本当に主イエスは、皆を救ってくれるのだろうかといった疑問があったのかもしれません。それに対してパウロは、イエスが死んで復活されたのですから、必ず主が来臨される時に、私たちも復活します。すでに亡くなった信者が先に復活して、生きている私たちはその後になると説明してゆきます。


 きっとパウロは、主イエスの再臨は、すぐにでも起ころうとしていると信じていたのでしょう。テサロニケ教会に残されている信者たちが、どのように復活された先輩達に続いてゆくかの説明を「携挙 引き上げられる」をもって、救われると伝えているのです。主イエスは、天に上っていかれたように、今度は天から下ってきますが、すぐには地上に来られずに、空中携挙といって、死んでしまった信者たちをまず復活した身体として引き上げられてから、生き残った信者たちを、次に空中に引き上げてくださり、天に上ってゆくことがここで示されています。


 これは、色々な説があるので、絶対に、このようになると断言できませんが、自分が納得している多くの先生たちは、ある日突然とこの世の本当のクリスチャンたちが、主イエスによって、いっぺんに引き上げられると予想しています。それは黙示録にあります、天においての子羊の婚宴に招かれているからです。そうして、天では婚宴式が開かれている間、この地においては、教会も信者も引き上げられていますから、世の闇に対抗する者たちは居なくなります。闇の支配者である、反キリストが大手を奮って、活躍しだす時代となります。これが実は患難時代となり、この世が裁かれる時代、この時期になって、やっとキリストを信じる者たちは、大変な迫害を受けて殉教することになりますが、患難時代の終わりには、今度は主イエスが地上に再臨され、この世は裁かれる。これが予想されている主イエスの再臨の様子であろうと信じます。


祈り

主イエスの再臨を信じます。そして本物のクリスチャンだけが空中で主と出会って、携挙されてゆくのですが、どうか自分も家族も、その仲間にもれませんように、自分の足りない部分を、聖霊が覆い被さって守ってくださいますように、私たちの信仰を強めて下さい。アーメン 

文:森 宗孝


 

「こういうわけで、兄弟たち。私たちはあらゆる苦悩と苦難のうちにありながら、あなたがたのことでは慰めを受けました。あなたがたの信仰による慰めです。」7節


「あなたがたが主にあって堅く立っているなら、今、私たちの心は生き返るからです。」8節


 この7節、8節を読んでいて、大伝道者であるパウルが自分の苦しみのなかにありながらも他者の信仰を通して、慰められ、心が生き返ると言っているのがとても心に響いてきました。私たちは、人が自分より信仰にすぐれて、ますます神さまに用いられているのを見ていると、素直に喜ぶことができない時があります。自分と他者を‘くらべたりして、焦り、自問自答していくのが私たちではないでしょうか。


 しかしパウルは、他者の信仰の成長を心から喜んでいます。この他者のための喜ぶということが、主が私たちに期待し待ち望まれておられることだと思います。


 先週、日本伝道旅行から帰ってこられた姉妹のお証し会がありました。姉妹のことを以前から知っている私は、彼女の伝道への魂がまた一段と成長している様子が、証しを通して、感動させられました。大都会で、笑顔で大きな旗を振りながら賛美している姉妹とギターを弾きながら賛美している兄弟の2人の姿は、主に向かっての賛美そのものでした。道行く人たちはだれ一人として立ち止まってくれませんでした。しかし、それでも姉妹は笑顔を耐えさずに賛美しながら大きな旗を振っている姿は実に圧巻でした。主に向かっての感謝の賛美、人はだれ一人として立ち止まりませんでしたが、ギターを弾いて賛美している兄弟と大きな旗を振っている姉妹の声は主にとどいてくれたと思います。そして、主は、兄弟・姉妹たちの賛美をとおして、通りすがりの人達の心にきっと伝えてくださったと思います。


 パウルのように、私たちも世界中の民が救われるように昼夜と熱心に祈っていきましょう。先に救われた私たちが、この地上で成し遂げていくことです。



 御在天なる父なる神さま

心から御名をほめたたえます。他者の信仰の成長を通して、私たちも苦難の中にいるときは、彼らの信仰の成長に励まされ、共に喜ぶことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


 
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