- hccnichigo
- 10月7日
『霊、たましい、からだ』
主の来臨の日がいつになるのか、主イエスもそれは父なる神しか知らないとおっしゃていましたように、主の日がいつかという論争は無意味であります。しかし、必ず起こるので、準備していなさいとパウロは語ります。マタイ25章に、十人の娘で、ともしびの油を切らした五人は婚礼式に入れなかった、天の御国のたとえ話がありますが、そのように私たちも、聖霊の油を切らさないように、いつ主が来臨されても良いように準備しておきましょう。その時まで、主の戒めは、16〜18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」
主イエスは、私たちを完全に聖なるものとしてくださるのですが、この全てを完全にするためには、私たちが持っている3つの要素に働きかけると言われています。私たちは、まず肉の身体(Body)でできています。そうして魂(Soul)を持っています、ここには、この世を渡るために必要な肉欲であったり、倫理であり、良心などが、宿っています。さらに天に繋がる霊(Spirit)もここにあるのです、動物にはない神を思う気持ち、創造力などが宿っています。

私たちが、主にとって完全に聖なる者となるには、まず、この神につながる霊を高めてくださいます。助け主の聖霊も送り込まれるのです。そうして、私たちの魂に働きかけて、みことばによってキリストに近づく、聖なる者になるように、私たちの思いを常に主に向けられるようにしてくださいます。今までの私たちは、この魂にサタンが働きかけて、誘惑されたり、肉欲を高めたりして、神に逆らうように仕向けるのですが、主に従うように、みことばの力によって霊に導かれるように育ててくださいます。そうして最後に、私たちの肉の身体を、永遠なる身体に変えてくださることで、完全に全き者、聖なる者へと変えてくださることが主イエス・キリストによる恵みであると語っています。
祈り
主イエスの恵みにより、私たちも聖なる者、Spirit,Soul,Body 霊、魂、身体が聖なる形になりますように、主の戒めを愛し、守る者となりますように導き下さい。 アーメン
文:森 宗孝

