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2026年7月14日 ダニエル書7章

  • hccnichigo
  • 22 時間前
  • 読了時間: 3分

『ダニエルの幻』


 引力の法則で知られる科学者アイザック・ニュートンが聖書について語った言葉に、「ダニエルの預言を避けることは、キリスト教そのものを退けることである。なぜなら、この宗教は、メシアについてのダニエルの預言の上に成り立っているからである。」と著者に書き記しておられます。ニュートンは科学者として有名ですが、かれの著作のかなりの部分はダニエル書とヨハネの黙示録の研究でありました。そして、ダニエル書では、特に七十週の預言といって終末の様子が描かれているのです。


 預言者ダニエルは、みことばを預かったというよりも、むしろ夢をもって様々な未来を見た預言者であったと思うのです。自分もこの頃、夢を見るのですが、覚えているのは自分が営業マンとして働いていた時代に関係している夢で、失敗してしまいどうしようと思って、夜中に起きてしまうこともあります。凡人の夢と、預言者の頂く夢の意味は雲泥のい差があるのですね。バビロンに捕囚されていたダニエルは、これから起こる時代が獣の形で表されて、千年王国までの長い将来を夢で見るのですが、ダニエル自身それを理解することは、この章では出来なかったのです。


 夢の中の4つの獣は、恐らく四つの帝国を表しているようです。第一は獅子のようで、その翼は抜き取られたとあるので、獅子であるバビロン帝国のネブカドネツァル王が、前の4章で、正気を失って一時期、野の獣のようになった出来事をも表しているようです。第二の熊に似た獣は、やがてバビロン帝国を滅ぼすメディア・ペルシャのことで、彼らは3本の肋骨、バビロン、リビア、エジプト帝国を支配しました。次に現れる四つの頭がアレクサンドロス大王が、あっという間にギリシャ帝国を築き上げたことと、彼の死後、帝国が四つに分裂したことを表しているようです。最後の四つ目の獣は、鉄の牙を持つ圧倒的な軍事力で巨大な帝国となったローマ帝国のことだと言われています。


 しかし、もっとも肝心なのは、13〜14節で、永遠の王国、人の子のような方が神の御前に出て、永遠の支配を授けられることではないでしょうか、主イエス自身が、自分を指して、人の子と言っていることに通じてきます。神の子でありながら、人の子となったという意味も込められているのでしょうが、同時に、このダニエル書が示している、永遠の国を建てるということにもつながっているのではないでしょうか。私たちがやがて行き着くのは、主イエスが王となって治める神の国に向かっているのです。


祈り

 父なる神は、ダニエルや多くの預言者たち経由で、私たちにメッセージを下さっています。イスラエルの民は、主に背いたために、様々な試練をくぐり抜けることが旧約聖書で示されていて、それはまるで彼らが拡大鏡のように、私たち人類すべてを表しているかのようです。どうか私たちも、主に在って、永遠の御国に導かれて行く事に心から感謝できますように。 アーメン 

文:森 宗孝


 
 
 

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