top of page
  • hccnichigo

2024年1月18日 申命記33章

 申命記33章は神の人モーセが、その死を前にイスラエルの子ら(十二部族)を祝福したことばが記されている。


 先日の関牧師のメッセージで語られたなかの一部の問いかけで「永遠の命があるという前提で終活をしているかどうか。」を思った時に、このモーセの終活が示された。彼は、主に逆らっていた民が自分の死後も主から離れることを知っていたのである。それでモーセは、主のみおしえを書いたものを祭司や長老たちに託したのである。子々孫々に主のこと、主の契約を語り続けていくことが彼の終活だったのです。


 又、モーセは一つ一つの部族に祝福を祈るのである。

まず長男であったルベンの子孫は少なくても祝福は豊かです。

ユダ族は勇敢で敵に勝つことができます。

レビ族は肉親よりも主を優先し、主に仕えるものでした。

ベニヤミン族は主に愛されている部族です。

ヨセフの子孫は祝福を受け、エフライムとマナセの二部族になった。

ゼブルン族は外で働いているが、喜んで主にいけにえを献げます。

イッサカル族は天幕で仕事をしているが、喜んで主にいけにえを献げる。

ガド族には、約束の地に入る前に最良の地が与えられました。

ダン族は、獅子のように勇敢に約束の地で戦います。

ナフタリ族は、ガリラヤ湖の西と南を所有するようになります。

ァシェル族は、オリーブ油を豊かに産する地に住み、堅固な町が建設できるように祈られているのです。


 モーセの最期の役目が終わろうとしている。40数年の荒野の旅を振り返った時に、そして、死を受け入れた時の気持ちは、どうだっただろうかと思わされた。それは、私が天国でモーセさんに会った時に聞きたいことの一つである。



 愛する天の父なる神さま。あなたの御名をほめたたえます。

モーセが最期まで民のことを思う、民への配慮を知らせてくださってありがとうございます。私たちも、毎日、主の祝福に与らせていただいていることを忘れることなく歩むことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


閲覧数:32回

最新記事

すべて表示

2024年5月1日 ルカの福音書10章

この10章は、実に内容豊かな箇所ですが、「良きサマリヤ人」の譬え話に注目したいと思います。 この譬え話は、律法の専門家からイエスに対する一つの質問から始まっています。その質問とは「先生、何をしたら、永遠のいのちを受け継ぐことができるでしょうか。」(25)です。 この質問に対してイエスは、逆質問をします。「律法には何と書いてありますか。あなたは、どう読んでいますか。」(26) このイエスからの質問に

2024年4月30日 ルカの福音書9章

『変貌山の主イエス』 三人の弟子たちの目の前で、主イエスの御姿が変わって、顔は太陽のように輝き、衣は光のように白くなった。イエスは、ガリラヤ湖畔で、主に会いたいと集まった群衆、それは男だけで5千人、家族を合わせると1万数千人の群衆にパンと魚を与えてた後、8日ほどして、三人の弟子を連れて、祈るために山に登られた。この山はイスラエル北部のタボル山ではないかと言われていますが、ここで31節「栄光のうちに

2024年4月29日 ルカの福音書8章

『聖なる疑問』 主イエスの巡回伝導には12弟子、それに悪霊や病気を治してもらった多くの女性たちが一緒でした。弟子たちは、たとえ話や奇跡を体験しながら主による弟子訓練を受け、そして女性たちは、主の働きを内面から支えました。聖書は女性の扱いについての記述が少ないのですが、ルカは男性の働きだけでなく、女性の働きにも光をあてることで、神の愛は性に関係なく等しく注がれていることを教えてくれます。 主は訓練の

bottom of page