top of page
  • hccnichigo

2023年3月18日 ディボーション

エペソ人への手紙 1章


『神さまに選ばれた私』


 パウロが晩年、エペソの聖徒たちに送った手紙。1節から14節までは、パウロが作詞した、”父なる神さまへの賛美の歌” のようだ。15節から23節までは、パウロの ” とりなしの祈り “として受け取れる。

 前半が賛美、後半が祈りだから、一字一句に神さまの栄光が表れている。珠玉の、宝石よりも美しいことば。ことばは神であることを、からだ全体に浸透させてくれるようなパウロのことばだ。

 4節「すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。」

 神さまが私たちを選んでくださった!

 私は先週のディボーションで、「夫を失うという絶望のおかげでイエスさまに出逢い、キリスト者になることができた。」と書いた。それは間違いだったのだ。自分の意志で洗礼を受けたのではなく、私が産まれる前、それよりもっと前の、創世記の頃、「世界の基が据えられる前から」の計画に、私はすでにプログラムされていたのだ。

 私はまだ、自分を主語にして語ってしまう” 自我 “ が先行しがちだ。

 パウロも最初は自分でクリスチャンになったと思っていた。だけどⅠコリント1:27には「私たちが神を選んで信じたのではなく、私たちのような弱い者を神は選んでくれた。」と信仰告白している。

 パウロは神さまの恵みに気づくことによって成長していった。私たちも神さまの愛にあって、少しずつでも霊的な成長ができる。霊的な成長とは、自我を手放し、神さまを主語に生きることだ。

 そして5節抜粋「私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。」

 神の子として選ばれて、神の愛の対象としてくださった。そして11、12節、

「またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてをみこころによる計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。それは、前からキリストに望みを置いていた私たちが、神の栄光をほめたたえるためです。」

 私たちが選ばれたのは、神の子として神さまをほめたたえるために選ばれたのだ。

 神さまをほめたたえる、神さまの愛を感謝して伝える方法は、祈り、賛美、礼拝、伝道などさまざまある。

 エペソは ” キリストのからだとしての教会 “ を主題にした福音だ。教会生活に恵まれている私は最近、教会から遠い人たちの中で神さまの愛を実践してみたくなっている。

「私にあなたの仰せの道を踏み行かせてください。私はその道を喜んでいますから。」

 イエスさま、詩篇119:35でお祈りします

閲覧数:52回

最新記事

すべて表示

2023年12月31日 申命記15章

「与えるとき物惜しみをしてはならない。このことのゆえに、あなたの神、主は、あなたのすべての働きと手のわざを祝福してくださるからである。」15:10(一部抜粋) 15章は、七年の終わりごとに負債の免除をしなければならないことについての規定が述べられている。その時に、物惜しみをするなら、その人は罪責を負うと宣言されている。そればかりかすべての祝福も得られることができないのである。 「一人ひとり、いやい

2023年12月30日 申命記14章

この章では、食べ物の規定が書かれており興味深いと思った。申命記はイエス様が、人としてこの世に来て下さる前のことだと、心に留めておかなければならないと思う。 聖書に書かれている食べ物分類は神様からの当時の命令で、これを命じる理由が、自分の愛する子どもたち、イスラエルの民を守るためである。この神様の愛は私たちにも一方的に与えられている。受け取るのは私たちしだい。愛しているから守りたい、という神様の気持

2023年12月29日 申命記13章

預言者や夢見る者が現れ、「さあ、あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」と言って私たちを誘惑しようとしますが、あなた方の神、主は、あなたがたが心を尽くし、いのちを尽くして、本当にあなたがたの神、主を愛しているかどうかをしろうとして、あなたがたを試みておられます。(1-3節) 続いて、神は、あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に聞き従い、主に仕

bottom of page