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2022年12月6日 ディボーション

エゼキエル48章


「12部族の土地」


 エゼキエルの最後の章になりましたが、ここは黙示録21章を思い起こします。10月のHCC での今村先生のメッセージの中にも神の御座を見た、イザヤやエゼキエルの話がありました。それぞれが見た印象から語っている第三の天の世界、やがて私達もこの目で見ることになりますね!

 さてこの48章の預言は未だ実現していないイスラエル12部族に与えられる土地、アブラハムに神が約束されたカナン相続の土地の話です。ソロモン王の時代の領土にほぼ近いようですが、神の12部族への約束はやがて千年王国の時に成就するように理解しました。エゼキエル48章29節「以上が、あなたがたイスラエルの部族ごとに、相続地としてくじで分ける土地であり、以上が彼らの割り当て地であるー神のことば。」

31節「町の門にはイスラエルの部族の名がつけられている。北側の三つの門は、ルベンの門一つ、ユダの門一つ、レビの門一つ。」

35節抜粋「この町の名は、その日から『主はそこにおられる』となる。」

 比べて黙示録21章12〜14節「都には、大きな高い城壁があり、十二の門があった。門の上には十二人の御使いがいた。また名前が刻まれていたが、それはイスラエルの子らの十二部族の名前であった。東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。都の城壁には十二の土台石があり、そこには、子羊の十二使徒の名が刻まれていた。」

 エゼキエルの48章と黙示録21章は確かにつながっています。しかし黙示録では、12部族だけではなく、クリスチャンとなった12使徒、主によってイスラエルの民に接木された私たちも神の子として主と共にいるのです。

 しかし、12部族に関して言えば、イスラエルの部族は紀元70年のエルサレム崩壊の時から世界中に散らばってしまい、誰が何部族に属しているのか解らなくなっているのでは無いかという疑問も湧きますが、確かに我々には分からなくなっていても主がご存じと理解しています。

 12部族はアブラハム契約の土地の約束の実現を見ます。主はアブラハムにわたしが示す地へ行きなさい。そうすればあなたを大いなる国民にする、地のすべての部族はあなたによって祝福されると約束なさったのです。なんと息の長い約束でしょう。この主の約束をエゼキエルは時間を超えて、12部族への約束の実現をすでに見た事でしょう。

 信仰によって、アブラハムは、どこに行くのかを知らないで出て行きました。 私達はどうやら、まず最初に神よ「私の進むべき道を示して下さい」と願っていませんか? 自分には判らないけれど、主を信じて行くアブラハム、だからこそ、彼が信仰の父となって、クリスチャンだけでなく、イスラム教徒も、ユダヤ教徒もアブラハムが信仰の父と崇めているのですね。


 イザヤ書40章「草はしおれ、花は散る。しかし私たちの神のことばは永遠に立つ」必ず実現する神のことば。ヨハネの福音書20章21節、「イエスは再び彼らに言われた。『平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。』」、29節イエスは彼(トマス)に言われた『あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ないで信じる人たちは幸いです。』」


祈り

主のみことばを心から信じます。信じていても主の戒めを守れない自分を導き下さい。わたしが遣わされるべき道はどこでしょうか 天の宝庫を開けて見せてください、主よ、私自身の境界線をもっと広げて下さい。感謝します。アーメン

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