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2022年12月3日 ディボーション

エゼキエル書45章


『黙想できなくても』


 40章からずっと、新しいエルサレム神殿のビジョンが語られている。

 エゼキエルの預言は、直接的にはイスラエルの捕囚の民に向けてのものであった。前回のディボーションでも書いたが、捕囚の困難を乗り越えていくための”産みの苦しみ”であり、山あり谷ありの忍耐の先には、必ず喜びがあるとの希望を伝えるものだった。

 新しいエルサレム神殿の章で特徴的なのは、執拗なほど緻密な数字のキュビト/cm 攻めで語られていることだ。捕囚の時代のイスラエルの皆さんは、数学的頭脳がキレッキレだったのだろうか。 

 でも回復後、実際に建てられたエルサレム神殿は、40〜46章で記述された神殿とは全く異なるものだったという。

 ならば未来の千年王国を視座とした、黙示論的預言なのだろうか。

 キュビト攻めが一段落したと思ったら、エパ、パテ、ホメルのℓ羅列、シュケルとゲナ、ミナの g 計量の指示だ。

 私は数字も計算も大の苦手、もうダメ、降参です。

 御ことばを聞いて黙想しよう、学んだことをお伝えしようとしてきたけれど、今回は無しです。

 でもnothing ではなくて、charge された感じ。45章からはあまり受け取れなかったけれど、今週は聖日礼拝で、ケイさんの証詞を聞けた。誕生日を祝い、石井父さんの敬虔な笑顔を見た。

 私たちキリスト者は、神さまの愛にコーティングされている、とパスターは導いてくれた。教会に集う神の家族は、一人ひとりが神さまの恵みの証人だ。シェアされた恵みの余韻が温かく聖く、今も続いている。

 週のはじめの礼拝を思いながら一週間を過ごせたなんて、なんと幸せなことか。イエスさまのお名前で感謝して祈ります。アーメン

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