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2022年12月22日 ディボーション

ローマ人への手紙16章

 

 ローマ人への手紙への手紙最後の章です。ここで気になった点は2箇所あります。

4節「彼らは、わたしのいのちを救うために、自分の首をさえ差し出してくれたのである。」(抜粋)

 誰でも命は惜しい、何度もこの世から消えたいと思った私でも実際に自裁する勇気などなかった。なのに他の誰かがあなたの為に命を差し出すということはありますか?

 私の天召した主人は、大酒飲みで定職につけない人でしたが、行動や言葉から命をかけて愛してくれたことはよくわかります。かの有名なエルビス・プレスリーの歌にも“Take my hand, take my whole life, too… 🎶”『僕の手を取りなさい、僕の命も全て取りなさい🎶』という歌詞があり、その通りの人でした。

 横断歩道で、危うく交通事故になりそうだった私を押しのけて私を救おうとしてくれました。猛スピードの車は私たちをギュンと、避けて赤信号を走って行きました。ちなみに主人は病気で亡くなりました。

 でも、この歌を聞くたびに主人のこと、ましてやイエス様に思いをはせます。皆さんは誰か他人が自分の命を救うために犠牲になってくれたという経験がありますか? 父なる天の神様はその一人子の命を持って、私たちの罪を贖って下さった方です。イエス様の命を犠牲にして我々を救って下さった。この歌詞を聞くたびに涙してイエス様に感謝します。

もう1箇所は、17節「さて兄弟たちよ。あなたがたに勧告する。あなたがたが学んだ教えにそむいて分裂を引き起し、つまずきを与える人々を警戒し、かつ彼らから遠ざかるがよい。」

 つまり、何が真実で何が偽者なのかを見分け、不真実、偽者、悪からは「警戒し、遠避ける」よう勧告しています。現在、この世では偽物が蔓延っています。ブランド物のバッグひとつにしても今は見分けがつかないほど巧妙に作られています。偽者から解放される方法も教えてくれています。まず、警戒し、遠避けるように、です。

 真実である信仰がお一人お一人の上にあるよう祈らずにはいられません。


祈り:

 天の父なる神様、私は幸いにも2度、誰かが私の命を救ってくれたという経験をしました。

一度目は現在あなたと共にいる主人が、そして2度目はあなたが遣わして下さった御子イエスが十字架に付けられ肉と血を持って私の罪を洗い流して下さった。身体的にも霊的にも救って下さり感謝します。

 どうかお一人お一人が本物の信仰、真実であるイエス様に触れられますように。不真実、偽者、悪があるところには警戒する知恵を与えて下さい。そしてどうかあなたの権威を持ってそれらを遠ざけて下さい。サタンの誘惑に負けないようにどうぞ私たちを強めて下さい。どうしても遠ざけられない場合には自分から離れていく勇気と知恵を与えて下さい。尊いイエス様のお名前により祈ります。アーメン

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