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2022年11月22日 ディボーション

エゼキエル34章


「良き羊飼い」


 イスラエルの牧者(祭司たち)に主のことばが語られる。4節「弱った羊を強めず、病気のものを癒やさず、傷ついたものを介抱せず、追いやられたものを連れ戻さず、失われたものを捜さず、かえって力ずくで、しかも過酷な仕方で彼らを支配した。」

 10〜11節「神である主はこう言う。わたしは牧者たちを敵とし、彼らの手からわたしの羊を取り返し、彼らに羊を飼うのをやめさせる。もはや牧者たちが自分自身を養うことはなくなる。わたしは彼らの口からわたしの羊を救い、彼らの餌食にさせない。』」まことに、神である主はこう言われる。「見よ。わたしは自分でわたしの羊の群れを捜し求め、これを捜し出す。」

 これほどハッキリと父なる神が子なる神、主イエスをイスラエルに送った理由を明らかにしている聖書箇所があるだろうか。

 ヨハネの福音書10章14〜17節。長くなりますが世に遣わされた主イエスの羊飼いとしての使命が明らかにされています。

「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものはわたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなればなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。」

 主イエスは羊のために命を捨てられました、そしてほかの羊の群れ、つまりユダヤ人の群れとは別の異邦人の群れのことですね。その異邦人の群れの中に主イエスの声を聴くクリスチャンたちがおり、主が再臨されて主が王として君臨なさる時には、ユダヤ人信者も異邦人信者も主にあって結ばれて一つの群れとなるのです。


 34章には主が牧者としてなさる、恵みの業が幾つも記されています。迷った羊を捜し出す、そうして連れ戻して下さいます。それは世話をして、養うために救い出すのです。その羊たちを集めて、力づけてくださると章全体で示されているのです。

 詩篇23篇を思い出しませんか。23篇1節と4節抜粋「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。」、あなたのむちとあなたの杖 それが私の慰めです。」羊飼いは杖や鞭で敵のオオカミから守って下さいますが、同時に草原で食べすぎないように杖で羊を動くように促すこともあるでしょう。私たちも安楽な生活から杖でお尻を叩かれて、外に出なさい。主のことばを広めなさいと言われているのかもしれません。

祈り

私たち一人一人の救いは勿論大切ですが、異邦人全体として主イエスの導きによって、聖なる民であるユダヤ民族につながり主にあってひとつになるという奥義は偉大です。私たちを捜して下さり、世話をして養って下さ理、力づけて下さる牧者、主イエスに感謝致します。アーメン

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