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2022年11月13日 ディボーション

エゼキエル書25章


「4つの国々への裁き」


 エゼキエル書25章は、倒れたイスラエルを侮った4つの諸国に対する神の厳しい裁きについて述べられています。4つの諸国とは、アンモン人の国、モアブ人の国、エドム人の国、ペリシテ人の国である。これらの国々はイスラエルが倒れたことを共に悲しもうとせずに、嘲り、喜んだのです。神は、それらのことをみて復讐せずにはおられないはずです。神の求めておられることは、人が苦しみのなかにいるときに共に苦しみ、励ましていくことである。


 サッダーム・フセイン大統領が処刑された時、オサマ・ビン・ラディンが打たれた時に、多くの人々が喜んでいた映像が流されていたのを覚えている。確かに自分の犯した罪は、自分でかいとる他はないけど、しかし、神は、同時に、悪が裁かれた時に手を叩いて喜ぶということは、私達の罪の表れであり、神は、そのようなことは決して喜ばないお方である。イスラエルを侮るということを、人を侮るにたとえてみても同じことではないだろうか。


 25章を読んでいて、マザー・テレサも愛された有名な「聖フランシスコの平和の祈り」が頭によみがえった。


「平和の祈り」


    主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。

    憎しみのある所に、愛を置かせてください。

    侮辱のある所に、許しを置かせてください。

    分裂のある所に、和合を置かせてください。

    誤りのある所に、真実を置かせてください。

    疑いのある所に、信頼を置かせてください。

    絶望のある所に、希望を置かせてください。

    闇のある所に、あなたの光を置かせてください。

    悲しみのある所に、喜びを置かせてください。

    主よ、慰められるよりも慰め、理解されるより理解し、愛されるよりも愛すること

    を求めさせてください。

    なぜならば、与えることで人は受け取り、忘れられることで人は見出し、許すこと

    で人は許され、死ぬことで人は永遠の命に復活するからです。

 神が私達に望んでおられることではないでしょうか。



愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を感謝します。私は、弱い人間です。悪が滅びる時に私もまた、両手を叩いて喜びます。あなたの戒めを忘れて、自分の思うように走りぬけることが多々にあります。そのような時はどうぞ悟らせてください、そして悔い改めていくことができますように導いて下さい。感謝し、委ねて、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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