top of page
  • hccnichigo

2022年10月26日 ディボーション

エゼキエル書 7章


『イスラエルに対する神の裁き』


 神の徹底した裁き、報いなどが3節、4節、8節、9節で述べられている。


わたしは怒りをあなたのうちに送り、あなたの生き方にしたがってあなたをさばき、あなたのすべての忌み嫌うべきわざに報いる。」3節(一部抜粋)


「わたしはあなたにあわれみをかけない。わたしはあなたを惜しまない。」4節(一部抜粋)


わたしは憤りをあなたに注ぎ、わたしの怒りをあなたに出し尽くす。」8節(一部抜粋)


わたしはあわれみをかけない。惜しまない。」9節(一部抜粋)


 神のこのみことばは無慈悲とでもいえる宣言である。だが、ある解説者によると、「聖書に基づけば、神は、預言者を立ててご自分の代わりに、罪の悔い改めという警告を発するという手段をとったのである。つまり、預言者が与えられるということは、それは既に神の深い憐みの内にあるということの証拠である。」ということである。


 これほどまでにイスラエルを愛する神さまをイスラエルの民は裏切ったのである。しかし、それでもイスラエルの民を助けようと預言者を遣わして救いに導こうとしたのである。だが民は、神の救いに動じなかったのである。そして、神はご自身でイスラエルの民を滅ぼさざるを得ないという悲劇的なことを述べているのである。神は、人の罪を決してあいまいにせず、はっきりと裁かれることを宣言されたのである。私達にも言えることではないだろうか。でも、私達は、イエスさまの十字架の血潮により、罪が赦されて、裁きから解放されたのである。誠に感謝なことである。



愛する天の父なる神さま。私達は、御子イエスさまの十字架の血潮によって、罪が赦されて、裁きから解放されて、永遠の命が与えられたことを感謝します。罪をおかした時は、どうぞ示して下さい。そして謙遜になり悔い改めることができる心を忘れないように導いて下さい。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

閲覧数:25回

最新記事

すべて表示

2022年12月31日 ディボーション

ダニエル書 9章 『御心ならば』 ダニエルはエレミヤの預言により、捕囚が70年間であることを知り、あと3年でその期間が終わることを悟った。と同時に、同胞が犯してきた罪に思いを巡らせた。イスラエルの民が幾度となく神さまを裏切ったこと、偶像崇拝で聖都を汚したこと、エルサレム神殿を荒廃させてしまったこと、なにより神さまが用意してくださった悔い改めのチャンスを受け取らなかったこと。 「そこで私は、顔を神で

2022年12月29日 ディボーション

ダニエル書7章 『ダニエルの見た夢』 ダニエルの見た夢は、4頭の大きな獣であった。2章でネブカドネツァル王が見た像の夢と似通った幻である。第1の獣は獅子のようなもの、第2の獣は熊に似たもの、第3の獣は豹ににたもの、そして第4の獣は大きな鉄の牙を持った恐ろしく不気味なものであった。それは、地上にいる獣と比較することができないほど恐ろしく、最強で、ものすごかったのである。まるで黙示録の中にいるようだ。

2022年12月26日 ディボーション

ダニエル書4章 『聖霊によって変えていただく』 アイゾン直子 ネブカドネツァル王は、数々の奇跡を目の当たりにした結果、イスラエルの神を褒めたたえるようになりました。しかし、唯一の神として認めることはできませんでした。彼は自分が神に等しい者と思っていたのかもしれません。そんな栄華を極めた生活の中、彼はある夢を見ます。そしてその不可解な夢を恐れた王は、呪法師や呪文師、占星術師たちに話しますが、誰も夢の

bottom of page