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2021年12月26日 ディボーション

詩篇第五巻  116篇


 「私は主を愛している。」1節

その言葉がシンプルな表現であるけど、読んでいくと心に訴えるものがある。なぜ主を愛し

ているのか。それは、


 「主は私の声 私の願いを聞いてくださる。」1節


 「主が私に耳を傾けてくださる。」2節


 「私がおとしめられたとき 私を救ってくださった。」6節 と歌っている。


私自身の心に響いたのは、私達の声、願い等を聞いて、耳を傾けて、救いの時に手をさし述べてくださるのは、神様しかいないということである。


作者は、自分が死の淵を歩いていた時に主がよくしてくださったすべてにどう応答したらいいのだろうかと語っている。そして、


 14節と18節で 「私は自分の誓いを主に果たします。御民すべての目の前で。」と応答している。つまり、主の為に誓いを果たすことを民の前で宣言すると述べているのだ。


それは私達自身にも当てはまることではないだろうか。救って下さった神への応答が問われるところである。新約の時代の私達は、イエス様の贖いによって罪からの解放、永遠のいのちの保証が与えられた。そのことに対する私達の応答は、みなそれぞれ違うだろう。だが、ただ一つ言えることは、やはり救い主イエス様の愛を忘れずに


 「私は主を愛している。」1節 と言い続けていくことではないだろうか。


主をとこしえまでも愛し続け、主のよくして下さったことをなに1つ忘れずに、主の前にへりくだり、悔い改めていくことであることが示された。


 祈り

愛する天の父なる神様。

御名を心から褒めたたえます。あなたが私達になさった全てのことについて自分はどういうふうに応答するかを示されました。2021年もたくさんの恵みを与えてくださってこころから感謝しています。迎える年もこころからあなたを愛していくことができますように、また、あなたの愛をいただいた賜物を活かして多くの人々に述べ伝えていくことができますように、知恵を与えて下さい。勇気をもたらせて下さい。恐れを取り除いて下さい。全てのことは御名をあがめられるために用いられますように導いて下さい。感謝して主イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン



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