top of page

2021年2月19日ディボーション

  • hccnichigo
  • 2021年2月19日
  • 読了時間: 1分

歴代誌第一4章


『ヤベツという人』


 彼がどのような家庭で、どのような中に生まれ育ったのか、聖書はその詳細を明らかにしていない。でも、彼は系図の中に挟まれながらも「最も重んじられた」人として、ここにたった2節分だが、特別なインパクトを残して記されている。


 ヤベツが生まれた時から、何か痛みがあったのだろう。「痛み」「悲しみ」という意味が込められた名前にある生涯を、彼は自ら背負って生きてきたのだ。


 苦しかったこと、辛いこと・・・、たくさんあっただろう。


 そのような彼の祈り(10節)は、とっても切実且つ大胆だ。

「私を祝福してください。」「もうこれ以上、痛みを味わうことのないようにしてください。」


「神は彼の願ったことをかなえられた。」(10節)


 このように大胆に神様に求めてよいということ、神様は私たちの切実な叫びを決して無視しない、ということをこの箇所を通してリマインドされる。


 私たちの神様は、祝福の神様なのだ。


 だから私もヤベツのように、祝福の神様を大胆に呼び求めたい。


ヤベツの祈り

「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、私が痛みを覚えることのないようにしてください。」アーメン。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025年11月19日 伝道者の書9章

特に心にとまったのは10節。 「あなたの手がなし得ると分かったことはすべて、自分の力でそれをせよ。」(10)  何もしないで生じる後悔と何かをして生じる後悔と、どちらがいいだろうか。まあ、どちらにしても後悔はしたくないが、前者はその後悔から学べることは少ない。後者の方は、行動したことにおいてそれは経験として蓄積され将来への良い糧となるだろう。  十分に考えて、調べて、そして祈って、「出来る」と思っ

 
 
 
2025年11月18日 伝道者の書8章

『すべては神のみわざ』  ヨブ記、箴言、雅歌、伝道者の書は、そろって知恵文学と言われる。本物の知恵は何かという、核心を様々な方法で追求しているから、知恵文学なのだと思われます。この8章では、すべては虚しい、空の空と表現している著者、ソロモンが、徐々に知恵の核心に近づいて行きます。17節「 すべては神のみわざと分かった。人は日の下で行われるみわざを見極めることはできない。人は労苦して捜し求めても、見

 
 
 
2025年11月17日 伝道者の書7章

『この地に正しい人は一人もいない』  そもそも、伝道者の書もその前の箴言も、ソロモン王が著者とするなら、内容が、それぞれ似たような「知恵」について二つの書とも描かれているのに、それが一つにまとまらずに、なぜ二つの書に分かれたのだろうか。それは、箴言がソロモン王の若き日に、神の知恵の素晴らしさ、人生はどう生きるべきかを教えたのに対して、伝道者の書は、ソロモン王の晩年、自分自身は数々の間違いを経験し、

 
 
 

コメント


bottom of page