- hccnichigo
- 8月7日
「復讐の神 主よ
復讐の神よ 光を放ってください。」1節
いきなり冒頭で「復讐の神 主よ」という呼びかけに驚かされます。私たちの知っている主なる神様は、愛の神、義なる神、慈しみ深い神、等々です。と同時に、主なる神は人の不義を決してみすごされないお方でもあります。
私たちも自分に降りかかった他者からの弾圧、又は、戦争によって多くの犠牲者になった人達のために、「復讐の神よ 光を放ってください。」「高ぶる者に報復してください。」と叫びたくなります。主なる神は、主を恐れずに高ぶる者たちには必ず報復します。
しかし、もし私たちが自分に敵対する者を悪と決めつけ、自分たちの側に立つ「復讐の神」が私たちに味方して勝利を与えると考えるなら、それは憎しみと戦争という恐怖の中に私たちを巻き込んでしまうという恐ろしい結果になります。私たちは自分のために神の復讐を考えてはいけないということです。
私たちができることは、主によって主のみおしえを教えられる人になっていくことではないでしょうか。そうすれば、13節で語っている平安が与えられると言うことです。
「わざわいの日に
あなたはその人に平安を与えられます。」13節(一部抜粋)
天の父よ、私たちが悪に負けずに、善をもって悪に打ち勝つことができますように義なる道へと導いてください。あなたの愛は無限で、どのような人にでも与えてくださるということを覚えて、他者との交わりを実のなるようなものにしてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。

