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2022年8月17日

2022年8月17日 ディボーション

エレミヤ書22章

「ユダの王たちへの厳しいさばき」

 主は、ユダの王、その家来、その民に、ご自身がダビデと結ばれた契約を守るなら、ダビデの王座はとこしえまでも堅く立つと約束される。でも、主のみことばを守らなければダビデ王家は断絶すると述べられている。残念なことに南王国の王たちは、主のみことばに聴き従わずに三代に渡ってさばかれるのである。

 10節で述べられているみことばに主の憐れみを感じる。「死んだ者のために泣くな。その者のために嘆くな。去って行く者のために、大いに泣け。彼が再び帰って、故郷を見ることがないからだ。」つまり、三人の王たちは二度と故郷を見ることができずに異国の地で命が果てるのである。

 シャルム王(後にエホアハズと呼ばれる)は、ヨシヤの息子で、戦死したヨシヤの後を継いだ。彼は、父ヨシヤのように虐げられた人、貧しい人の訴えを擁護することなく、ただ自分の利得の為に、咎なき者の血を流したり、虐げと暴虐を行うことにだけ向けられていた。その罪のゆえにヨシヤの後を継いで3ヵ月後にエジプトに連れていかれて2度と故郷を見ることはできなかった。

 次に、エジプトの王によって即位させたシャルム王の兄エホヤキムは、主が語られたことに対して、「私は聞かない」と頑固に言い張る彼の罪のゆえに、バビロンに捕囚として連れていかれ、誰からも悼まれずに不幸な死を迎え2度と故郷を見ることはできなかった。

 そして、エホヤキムの子エコンヤ(エホヤキンとも呼ばれる)もエホヤキムの後を継いで3ヵ月後にバビロンに捕囚の身となり2度と故郷を見ることはできなかった。さらに、主の言われたように、彼の子孫からは一人として王位につくことはなかった。ダビデ王家は彼で断絶したのである。実に悲しいことである。

 すべては、主がダビデと結ばれた契約を彼らが守らなかったからである。主を畏れずに、主のみことばに聞き従うことができないと悲しい結末になるのである。それは、私達にも言えることではないだろうか。

祈り

愛する天の父なる神さま。御名を心からほめたたえます。

実に悲しいダビデ王家の結末を読んでいて、自分自身にも一つの警告が示されました。絶えず、あなたのみことばに聞き従っていくことができますように、絶えず悔い改めていくことができますように導いてください。感謝して、すべてを委ねて、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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