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2026年8月4日 ヨハネの黙示録16章

hccnichigo
8月4日
読了時間: 3分

『七つの鉢』


 ヨハネは実に不思議な幻を頂いて、終末の世の描写をしています。初めに巻物の七つの封印が解かれて、七つめの封印が解かれた時に、七つのラッパの裁きが次々に示されて、最後のラッパの時に、神の憤りの7つの鉢が注がれる、これは、それぞれ同じ終末を異なる角度から描いているようです。七は完全数と呼ばれているので、この世の罪が、神によって完璧に裁かれると理解したら良いのでしょうか。一つの鉢が注がれるたびに、地上での苦しみの災いが次々に襲ってきます。


 今まで主イエスを信じたために殉教していった者たちの声、いつまで神は裁きを伸ばしているのですか、いつ私たちを殉教にまで追い立てた者たちに、神の鉄拳を打ち下ろすのですか、という声に答えるかのように、神の怒り、憤りがこの世でいまだに神に反逆して、獣とその偶像を拝む者たちの上に注がれてゆくのです。実に不思議なことですが、神の怒りが注がれてゆくのに、なぜか偶像礼拝者たちは、ますます、偶像に頼って、この世の災難から逃れることができるようにとしがみつく姿がここに描かれています。生きる方向を変えて、神に向かうことでの救いを求めるのではなく、反対に偶像に頼ることが、人の罪による結果なのでしょうか。こうして、神に逆らう者たち、世界の王たちに悪霊たちが取り憑いて、神に敵対するために彼らを集めて、聖なる都であるエルサレムに向かって、戦いを始めようとするということが、この16章で「ハルマゲドンの戦い」と呼ばれる場所で集結すると預言されているのです。


 イスラエル旅行の中で訪ねたのはカルメル山、ここはエリアがバアルの預言者450人と対決した場所としても有名ですが、この山から見下ろすと、イズラエル平原が見えるのです、イスラエルという国の地形は、山と丘に囲まれていて、大勢の軍隊が集結できる所は限られていて、このイズラエル平原は、いわば小さい関東平野のように、広がっている唯一の場所といっても良いのかもしれません。ここにはハルマゲドンの語源メギドの山、メギドががあって、古代には多くの戦いが行われた場所なのです、例えばサウル王が戦死したのもヨシア王がエジプト軍との戦いで弓に撃たれて致命傷を負ったのもこの場所なので、悲劇的な決戦がある場所としての戦場という象徴でもあるのですが、ここをカルメル山から見下ろしたことを思い出します。ここで世界の王たちが集結して、聖なるエルサレムへ攻め込もうとするわけです。しかし、主イエスと信者たちが現れて、彼らを主イエスが一撃のもとに倒してしまうことも示されています。


 イスラエルには、大きな地震が起こる断層があるそうです、考えてみれば、アフリカ大陸とアジア大陸、ヨーロッパ大陸がぶつかりあった場所にイスラエルが位置していて、近年でもトルコで大地震があったように、終末の日に、今まで人類が経験したこともない大地震がここで起こったならば、地形が変わってしまう、神の都であるエルサレムは、大変高い山の上にある都となってゆくように、聖書は預言しているのです。このような憤りが鉢から注がれているにもかかわらず、人々は続けて神を冒涜し続けるという人間の性も描かれています。


祈り

 どうか、このような地上での大患難の時代に、私たち主イエスを信じる者たちは守られて、天に引き上げられておりますように、しかし同時に、勇気をもって、主を信じない者たちに、このような悲惨な終末を迎えることになることを伝え続けることができますように。アーメン 

文:森 宗孝


 
 
 

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