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2023年1月5日 ディボーション

コリント人への手紙第一 2章


『パウロが宣教した時のことが述べられている。』


 パウロは4節で、「私のことばと私の宣教は、説得力のある知恵のことばによるものではなく、御霊と御力の現れによるものでした。」と語っている。1章の17節(一部抜粋)でも語られているように、「福音を、ことばの知恵によらずに宣べ伝えるためでした。」ということである。とても心に響かされることばである。以前に私と仲間の二人は、数人の人々に神のことを伝え、教会に誘ったことがある。その中から何人かはイエス・キリストを救い主として受け入れられた。私達は雄弁家でも、ことばの知恵すら持っていないのに多くの人に神のことを伝えることができたのは、すべて内なる聖霊さまのおかげであったのである。自分達の力に頼っていたら決して神のことを伝えることはできなかったでしょう。そして、だれも教会に導くことはできなかったでしょう。


 パウロは、さらに5節で「それは、あなたがたの信仰が、人間の知恵によらず、神の力によるものとなるためだったのです。」と述べているのである。私達の持つ人間の知恵ほどもろいものはありません。パウロは、そのことをよく知っていたために、私達の信仰が人間の知恵によらずに神の力によって成長するためにと述べられたのである。


 示されたことは、どんなに聖書の知識があっても御霊に依り頼んでいかなければ宣べ伝えることはできないということです。聖書を正しく知ることは大切なことである。だが、謙遜になり心から聖霊を求め続けていかなければいけないということであるのです。


「私たちはキリストの心を持っています。」16節(一部抜粋)


祈り

天の父なる神さま。自分の知識で物事を判断しようとする信仰の乏しいものです。どうぞ、キリストの心を持って歩むことができますように導いて下さい。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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