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2022年10月5日 ディボーション

更新日:2022年10月5日

使徒の働き14章


『主がパウロとバルナバを通してなされたこと』


 パウロとバルナバはイコニオンでも福音を語り、ユダヤ人もギリシャ人も大勢の人々が信じた。だが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。それでも、パウロとバルナバは長く滞在して、主によって大胆に語り、しるしと不思議を行わせ、その恵みのことばを証しされたのである。


 異邦人とユダヤ人、彼らの指導者たちの石打から逃げてきたパウロとバルナバは、リステラで、足の不自由な人に出会い癒しを施したことが語られている。同じようなことが使徒の働き3章での「美しの門」でも起こっている。その時は、ペテロとヨハネが午後3時の祈りの時間に宮に上って行った時の出来事である。この二人の足の不自由な人たちと使徒たち(パウロとペテロ)の行動に注目させられた。「美しの門」で足の不自由な人は、ペテロとヨハネに施しを求めた。彼にペテロが語ったことは、3:6(一部抜粋)「金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」だった。そして、彼の右手を取って立たせた。癒された人は、喜んで、神を賛美した。と語られている。一方、リステラでパウロによって癒された足の不自由な人の場合は、パウロの話すことに耳を傾けていた。(傾聴すること)パウロは、彼に語ったのは10節の御言葉だった。「大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」といった。すると彼は飛び上がり、歩きだした。」

 二人の行動はそれぞれ違うけれども、神への信仰は同じものであったのです。施してほしいと願う信仰、御言葉に傾聴する信仰が神のみこころに叶いペテロとパウロを通して癒されたのである。この二人の足の不自由な人たちを通して、信仰とは、言われたことに従順になろうとするところに聖霊さまが働かれるのであり、私達のあるがままの姿を神に委ねることだということが示されました。


 リステラで、群衆はパウロが行ったことを見て、バルナバとパウロをゼウスとヘルメスと呼んでいけにえを献げようとしたのである。つまり、二人が神々として拝まれようとされることに気づいたのです。このことを知った、バルナバとパウロは、衣を裂いて群衆の中に飛び込んで行き、叫んだ。私たちもあなたがたと同じ人間であること、このような空しいことから離れて天と地を創造された生ける神に立ち返るように、福音を宣べ伝えている者たちであること、等々を伝えたのである。バルナバとパウロが伝えたかったのは、偶像から生ける神に立ち返る悔い改めだったのである。群衆は彼らにいけにえをささげるのをやめさせたのである。


 パウロとバルナバの宣教旅行は迫害と苦しみの連続のようなものであった。だから彼らは、弟子たちに22節で励ましの言葉を述べているのである。

「弟子たちの心を強め、信仰にしっかりとどまるように勧めて、「私たちは、神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない」と語った。そのパウロの励ましは

私達クリスチャン生活の中でも言えることではないだろうか。心を強め、信仰にしっかりとどまるようになるには、クリスチャンの兄弟姉妹達の愛と祈り、励まし、支え、等がなくてはよりよいクリスチャンのライフを送っていけないのである。



愛する天の父なる神さま。今日の聖書の箇所で、あなたがバルナバとパウロを通してなされた多くのみわざを知り感謝します。足の萎えた人たちのありのままの信仰のように私も日々歩ませて下さい。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。

アーメン


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