top of page
  • hccnichigo

2021年2月21日ディボーション


Ⅰ歴代誌6章


 カタカナの系図が続き、ひたすら名前の羅列が続く。このあたりで通読が途切れてしまいがちだが、なんとか乗り越えていこう。

 歴代誌の中心は、ダビデである。バビロンの捕囚となった民に対して、もう一度ダビデの礼拝を思い起こし、主に立ち返ろうというのがこの歴代誌の書かれた目的である。

 6章は、イスラエルの子孫である12部族のうち、レビ族の系図が書かれている。そして、

この6章31節~33節には、ダビデの幕屋に安置された契約の箱の前で奉仕する歌い手たちのことが記されている。 

 33節には、「歌い手ヘマン」。39節には「ヘマンの兄弟アサフ」(39)の名前が記されている。詩編の中にたびたび登場する名前だ。 

 契約の箱とは、神の臨在のしるしである。だからダビデは、契約の箱の前に歌い手たちを置いて、24時間、365日、賛美が絶えないようにした。

 ダビデは、数多くの詩編を書き記しているが、ダビデの賛美と礼拝は切り離すことができない。賛美は礼拝であり、礼拝は賛美である。

 契約の箱=神の臨在。その臨在に呼応する礼拝、賛美。今も私たちが捧げている礼拝の型がここにある。


語られたこと

 神の臨在の御前で、絶えず礼拝、賛美を捧げるものでありたい。バビロン捕囚という神殿が破壊された状況にある捕囚の民に対してのこのメッセージは、今の私たちへのメッセージとして響いてくる。 

祈り

 天の父なる神さま。私たちも絶えず、主の臨在の御前で礼拝と賛美を捧げる者でありますように。今日も、心から、魂から、私たちの主を賛美します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


閲覧数:33回

最新記事

すべて表示

2021年12月31日 ディボーション

詩篇第五巻 121篇 『主はあなたを守る方』 今、不安な日々を過ごしている人、深い悲しみに打ち沈んでいる人、思うようにならなくて焦っている人、どれほど頑張っても満足が得られない人、悲観的なものの見方しかできない人、過去の傷の痛みを引きずったままの人、怒りの感情をうまく処理できずに苦しんでいる人、自分は誰かの重荷でしかないと感じる人、この世から消えてしまいたいと思っている人たちへ、聖書の御言葉が伝わ

2021年12 月30日 ディボーション

詩篇第五巻 120篇 “Lord, Fill Us With Your Truth!” 詩篇120篇は、120篇から134篇までの15の詩篇のうち、「都上りの歌」と呼ばれる詩篇の最初のものです。英語の"Ascents "という言葉は、「高いところへの旅 」という意味です。 非常に短い詩編ですが、基本的には4つの部分に分けることができます。1節では、過去にヤハウェがどのように祈りに答えてくださったか

2021年12月29日 ディボーション

詩篇第五巻 119篇 「主よ 私の叫びが御前に近づきますように。あなたのみことばのとおりに 私に悟り を与えてください。」(169節) 誰でも災難に遭うのが分かっているのに、それに向かって進むのは嫌だ。しかし信 仰によって立つと言うことは私の不安は二の次にして、主が守ってくださる事を信じて 突き進むことにあるのだと思う。 『前科者』と言う新米保護師のドラマを見て、同じ社会奉仕をしていた祖父の事を

bottom of page