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2021年1月28日ディボーション

旧約聖書 列王記第二 15章


『イエスさまは特効薬』


●学んだこと、語られたこと:


 王家に生まれ16歳で王となったアザルヤ。52年間王だったとあるが「主が王を撃たれたので、彼は死ぬまでツァラトに冒された者となり、隔離された家に住んだ。」(15節)とある。長生きしても、金銭的に恵まれていても、人間として幸せな時はあったのだろうか?

 彼の罪は先の王たちと同じ。ヤロブアムの罪をそのまま引き継いでいる事。それまでも沢山の王が主の目にかなわなければ撃たれている。あっという間に剣で殺されるような王がいる時代、アザルヤは52年も生かされている。これは、神様が下さったチャンスだったのではないだろうか?神様は自分で間違いに気づいて正すことをして欲しかったのだと思う。神様のくださるチャンスに気づくためには頑な心ではダメだと思った。

 レビ記13章、14章に細かく主がモーセに告げたツァラトに冒された人への対処方法が記されている。この決まりに則ってアザルヤも隔離されていのだが、イエスさまがお生まれになってこの病気に関する価値観は大きく変わった。

 マタイによる福音書の中でイエス様が沢山の病人を癒す箇所が記されている。当時はレビ記に則って隔離されていた人もイエスさまを信じ、神様の御心によって癒されいてる。実際に今も私たちの身近で癒された人たちが沢山いる。とても励まされる。

 コロナウイルスと言う全く新しい病によって私たちの生活は様々な制限を余儀なくされている。世界中が、まるでツァラト冒されて隔離されているみたい。しかし私たちにはイエス様と父なる神様が一緒にいてくださる。主は今も生きておられるので、どんな新型コロナのさらに新型が現れても対処してくださるだろう。しかしそこにはヤロブアムの罪を見て見ぬふりしたアザルヤのような固い心ではなく、父なる神様とイエス様の恵みを信じる柔らかい心が必要と気付かされた。


●祈り:

 天の父なる神様。今日まで私たちをお守りくださり、ありがとうございます。マタイによる福音書5章6節「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。」とあるように、病にある人と共に歩めるような人格にしてください。また私たちが病や困難になる時に、その意味を、貴方が何を私たちに語ろうとしているのか理解できるような人格に育てて下さい。主イエスキリストのお名前を通して御前にお捧げいたしますアーメン。

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