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2020年11月2日ディボーション

サムエル記 第一 22章2節 

「弱き者の長となったダビデ」


「困窮している者、負債のある者、不満のある者たちも皆、彼のところに集まってきたので、ダビデは彼らの長となった」


☆学んだ事、感じた事。

 今も昔も弱き者は社会の中で取り残されて悲惨な目に遭っている。先日、日本のニュースでコロナ騒動の犠牲となり、経済的に困窮している母子家庭の母親が語っていた。「水道代を節約するために、トイレは一日一回しか行けない。」これがオリンピックで何億円も施設建設に予算を投じる日本の現実だ。

 どの国もどんどん税金をあげようとする。しかしどんな税金をあげるのか、またどのような物に税金をかけるのか吟味しないと先程の日本のニュースのような話がどんどん増えてくる。アメリカも大統領選挙前で他人事ではない。ダビデの時代の人々も同じような状況であったのではないだろうか。

 自分たちが望んだ王政だが、主が言われたように民を苦しめる状況を生んだ王政。その中でもダビデに民は光を見たのではないだろうか。自分たちを救ってくれる貧しい羊飼いであったダビデ。イエス様の時代にはイエス様が弱いものと寄り添う王として父なる神が私たちの為に遣わして下さった。そしてイエス様の十字架により、私たちは新しい命を得ることができた。それによって、肉の世界の動きはあまり気にならなくなった。それもイエス様の恵だと思う。

 たとえ間違った選択をして困窮の時にあっても、父なる神様は救いの手を差し伸べてくださる。なんと慈悲深いことか。ダビデのようなリーダーが各国に立てられる希望を胸に今日もイエス様と共に歩んで行きたい。


☆祈り。

 天の父なる神様。今日も私を生かしてくださり、用いてくださりありがとうございます。私たちはか弱き、力ないものです。そんな私たちを愛してくださりありがとうございます。ダビデやイエス様のような弱いものに目を止めてくださるようなリーダーが私たちに与えられるよう祈ります。アーメン。


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