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2020年10月26日ディボーション

サムエル記第一 14、15章   「主が悔やまれる」


「わたしはサウルを王に任じたことを悔やむ。彼はわたしに背を向け、わたしのことばを守らなかったからだ。」(15:11)

「サムエルは死ぬ日まで、再びサウルを見ることはなかった。しかしサムエルはサウルのことで悲しんだ。主も、サウルをイスラエルの王とした事を悔やまれた。」(15:35)


● 学んだこと

 全能の主が選んだ、イスラエルの王、初めての王サウル。しかし、この章ではいかに簡単に人間が肉の力によって惑わされ、道を外れ、最後には主に見放されることもある事が記されている。

 サウルの息子ヨナタンも勝手な行動をする。「さあ、この向こう側のペリシテ人の先人の方へ行こう」(14:1)。「彼は手にあった杖の先を伸ばして、蜜蜂の巣に浸し、それを手につけて口に入れた」(14:27)。サウルは「アガクと肥えた羊や牛の最も良いもの、子羊とすべての最も良いものを惜しんで、これらを聖絶しようとしなかった。」(15:9)

 主なる父は寛大なお方。しかし、何度悔い改めのチャンスを与えても、過ちを犯してしまうものには主との別れがくる。

「しかしその日、神は彼にお答えにならなかった。」(14:37)いつもサウル、サムエル、私たちと共にいて語りかけてくれる主の御言葉が無い、聞こえない、そんな時は私たちの心が主から離れてしまって彼の言葉が聞こえない時なのではないだろうか。

 苦難の時、主に立ち返って祈る時、主に求めるだけでなく、自分の行いは主に従うものであるか否か改めて考えるチャンスを頂いたのだと思う。もし、主の御声が聞こえない時は、私の心が主から離れているサイン。だからより多く、神様との会話を持ち、主の声に聞き従うものでありたい。


●祈り

 天の父なる神様。今日も静かに一人で祈り、あなたの御声を聞く時間をありがとうございます。肉の誘惑に惑わされやすい私たちを貴方は何度も許し導いてくださいます。ありがとうございます。貴方の声が聞こえない時、日々の生活の事を見直して、貴方に聞きしだがう事ができているか否か反省して、また貴方へと続く道へと方向転換できるよう強めてください。貴方に繋がる事で私たちの霊は生きる事ができます。まだ貴方に繋がっていられる事を感謝いたし

ます。アーメン。

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