旧約聖書:ルツ記2章
「神とボアズさんとの出会い」
士師記の時代に起こった話です。 ベツレヘムに住んでいたナオミさん家族は飢きんのためにモアブ(今のヨルダン)の野に移り住んだというのです。 そこで新しい生活を始めましたが、息子二人は死に嫁が残りました。 その中で残った母ナオミさんと、嫁のルツさんはユダに戻り新しい生活を始めました。
その当時のイスラエルは、男性中心で女手だけで暮らすのは非常に困難な時代でした。 幸いナオミさんには、ボアズさんという裕福な親戚がいました。
聖書の教えにしっかりと従って暮らしていたボアズさんと、姑の文化に従った嫁のルツさんの感動的な話です。
●教えられたこと
ナオミさんの人生は不幸な連続でした。 夫が死に、息子も死に、ナオミさんは人生の不幸を背負った人生でしたが、神様は一つの希望を与えられました。 それが外国人である嫁のルツさんです。
ナオミさんは以前持っていた家族、財産をすべて失い、何も残されてはいませんでした。 しかし、ナオミさんは信仰を決して捨てませんでした。 その信仰により、嫁のルツさんを通して幸せの人生を再スタートするのでした。 それが親戚のボアズさんとの出会いだったのです。 そしてその続きはイエス様の誕生です。
●お祈り
天のお父様、「生きている者にも、死んだ者にも、御恵みを惜しまれない主」とあなたをナオミさんが信仰告白で来たことを感謝します。 不幸の連続の中でもあなたに希望を持っていたナオミさん、そしてそれを支えたルツさんのストーリーにはいつも感激します。
今は、生きている者にも死んだ者にも恵みを惜しまれない主はイエス様だと教えて下さり感謝します。 その恵みがあったからこそ、あなたが誕生し、私たちがその真実の中を今も生きておられる事を感謝します。 どうかこの天のお父さんの愛を捜し、見つけ出し、聖書の世界に生きる人が多く与えられる様に助けて下さい。 今日も一日、ルツさんのような出合いを私に、あなたに与えて下さい。 お願いします。 イエス様の御名によりお祈りします。
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