旧約聖書:1サムエル記9章
「指導者から王様へ」
前の書から続きます。 イスラエルを導いた人々(モーセ、ヨシュア、さばき人)がこの世を去り、人々の信仰がしっかりしていれば創造主への信仰が続き流れていきますが、やがて天地創造主の事を知らない世代に交代していきます。
それで国は乱れ、イスラエルの人々は、神よりも自分の国を治める王を求め始めました。 神さまはその考えを良しとして、イスラエル初の王さまを選ぶことになります。 それは民の祈り、預言者サムエルと神さまの交わりを通し、やがて来るべき王、サウルが神さまによって選ばれるという聖書の話です。
●教えられたこと
人は自分の暮らしが良くなる様に王を求め、人を求めます。 そこには神さまの働きは欠かせません。 そこで忘れてはならない事は神さまを決して疎かにしてはいけないことです。 良い指導者や王が選ばれても、各個人がしっかりとした神への信仰心や愛を持って生きないと一時的な歴史で終わります。
今回、サウルの選びはロバを通し、若者を通し、サムエルを通し素晴らしい出会いがあり実現しました。 私たち一人一人はこのように神によって用いられています。 ロバ、若者のように、娘たち、料理人と用いられ、神の祝福に繋がっていきました。 今の時代もこの世が終わり、イエス様が再臨されるまでの間、私たち一人一人は、今の大事な時間を生きて用いようとしておられるのです。 それはあなたが神に愛されているからです。
●お祈り
天のお父様、感謝します。 何よりも私たち、一人一人を用いている神さまの働きが見えることです。 しかし、あなたを大事にしていかないと、あなたが働かれているのが分からない人生、神無しの人生を歩むのは寂しい事です。 どうか主よ。 私も、私たちも神の働きが見えるようにして下さい。 信じる人たちを喜びで満たして下さい。 又あなたのみ心が全ての人々に留まれ、喜べるチャンスを与えて下さい。 サウル王が、選ばれた時のように一緒に喜びが人々の中で広まりますようにお願いします。 イエス様の愛が、働きが共に喜べますようにお祈ります。 アーメン
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