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2025年6月29日 詩篇第55篇

  • hccnichigo
  • 6月29日
  • 読了時間: 2分

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる。主は決して

 正しい者が揺るがされるようにはなさらない。」


 詩篇55篇で、ダビデは悲嘆に暮れ、泣き叫ぶ祈りへと変わっています。そして、逃亡に疲れ切ったダビデはのがれ場をさがし求めていきます。まず、のがれ場を鳩のように翼で飛んでいくことができて、休むことができる場を求めていきます。しかし、そこには本当の解決はありません。又、のがれ場を親しい友人に求めていきます。だがそれも裏切りにあって願いはかないませんでした。


 昔、テレビで「Fugitive、逃亡者」というドラマがありました。デビッド ジャンセン主演で、妻の殺人容疑者の濡れ衣を着せられ、医者の地位から一変して逃亡者になっていく物語でした。いろんな所を転々としていくが、いつでも追ってから逃げていく戦いを家族みんなで手に汗を握る思いで見ていたことが思いだされました。余談になりましたけど、言えることは、いつになったら身の潔白が明るみになって堂々と人前を歩くことができるだろうかということです。そのためには、本当の最後ののがれ場を見出すことです。それは、涙をながすことでもなく、休む場でもなく、友人でもないのです。

ダビデは16節で最善ののがれ場にいきつけたのです。


「私が神を呼ぶと 主は私を救ってくださる。」16節


 絶対的なのがれ場は、主なる神、主イエス・キリストです。十字架のもとに行きつくことです。主に重荷をゆだねたら絶対的なのがれ場を私たちに見出させてくださいます。


 愛する天の父なる神様。ダビデの信仰を通して、私たちに確実なるのがれ場を見出させてくださって感謝します。つらいとき、逃げたくなるときに私たちがその重荷をあなたに委ねていくことができますように助けてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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