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2025年4月6日 ヨブ記33章

  • hccnichigo
  • 4月6日
  • 読了時間: 2分

 エリフのヨブに対する語り方は最初はとても親しみを感じるが最後のほうにいくとかなり命令的な語りになっていく。


「なぜ、あなたは神と言い争うのか。自分のことばに、神がいちいち答えてくださらないからといって」13節


 エリフは、神は人が人に答えるように応えてくださるような方ではないのに、ヨブがそのような期待をしていることがそもそも間違っている、と言っています。 しかし、神は一切答えてくださらないわけではなく、人とは違う方法で答えてくださると言っています。その方法とは、「夢」「幻」「恐ろしい(体験)」などです。このような様々な方法で神が語ってくださっているのに、人間の側が「それに気づかない」だけなのだと言っています。


 さらに、神の答えは19~22節で「苦しみ」も神さまの語り掛けの一つだと語っています。今のヨブの苦しみは、神からの応えであるのに、ヨブはそれに気づいていないので、神に不満や愚痴を言っています。「なぜ応えてくれないのですか」と一人で苦しんでいるのです。


 ある人が旅先で貴重なものを紛失してしまいました。いろんな所に問い合わせたり、同伴者と二人で持っている物をひっくり返したりしましたが見つかりません。大変な窮地に追い込まれた時に、彼はそこで神が、自分自身が他者に高慢になっていたことを指摘されて、すぐに悔い改めて、その方を祝福してくださいと祈ったそうです。すると、奇跡がおこりました。紛失していたものすべてがそのまんま戻ってきたそうです。彼はよろこんで神に感謝の祈りを捧げたそうです。これは、神さまがその人に罪を示して悔い改めを与えられる時をあたえてくださったものだとその人は言っていました。


 何かが起こることは、必ず神の応答があるということです。私たちは常に、神の語り掛け、夢、幻、恐ろしい体験、苦しみ、などを通して語られる、示されることに気づけるようになりたいものです。


 

 ハレルヤ!主の御名を心から喜んで、賛美します。

今日の御言葉を感謝します。神の応答を聞く素直な心が与えられますように、そして、自分の罪が指摘されたらどんな時にも悔い改めの祈りをすることができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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